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今年もぶどうの収穫が始まりました!~4つの産地より~
グランポレール勝沼ワイナリー・岡山ワイナリーの両ワイナリーでは、
いよいよ今年もぶどうの仕込みが始まりました!
まずは地域限定のワインから仕込み、その後グランポレールの仕込みが本格化していきます。
今回はグランポレール4つの産地の最新情報をお伝えいたします。
☆北海道余市
今年はいくつかの台風が北海道を直撃し、そのたびに担当の私はひやひやしていましたが、
幸いにもどの台風も余市町を避けてくれたため、被害は出ていません。
生育は平年並みに進んでいます。7月の開花時期に雨が多く、
ケルナーの結実がやや不良で、結実期に若干の灰色カビ病が発生しました。
現在、病害は収まっていますが、このような年には収穫期近くに病害が広がりやすくなります。
良質なぶどう収穫のため、生産者との情報交換を密にして、協働で収穫に向け留意しながら
進めています。
「グランポレール ツヴァイゲルトレーベ」の裏ラベルにご登場いただいている
契約生産者の塩出さんは今年もダンディーな姿を見せてくれています。
北海道余市栽培契約農家 塩出さん
☆長野
グランポレール用ぶどうの中で最も収穫が早いのは、意外にも安曇野池田ヴィンヤードです。
すでに8月下旬からソーヴィニヨン・ブラン、ピノノワールの収穫が始まっています。
長野のぶどうの生育は順調で、古里ぶどう園(写真)でも日々成熟が進んできています。
長野古里ぶどう園のシャルドネです。健全な実がたわわになっています。
☆山梨
山梨は平年並みの収穫量が見込まれます。ぶどうの成熟はかなり早く進んでおり、
ワイナリーでも例年より約1週間早い仕込みを計画しています。
甲州ぶどう(写真)はすでに良く色づいてきています。
☆岡山
岡山のぶどうの成熟も早く進んでいますが、例年よりもやや小粒・小房となりそうです。
ガラス温室内のマスカットの房も高日射を避けるため笠紙が掛けられています。(写真)
収穫はもうまもなくです。9月中旬に仕込みを予定しています。
マスカット・オブ・アレキサンドリア
今年もぶどうの品質は、かなり期待ができそうです。
原料部門と醸造部門が連携し、
今年も美味しいグランポレールワインの仕込みに挑んでいきます!
グランポレール 栽培責任者 野田 雅章