閉じる
  1. HOME
  2. 遊ぶ
  3. 3度注ぎを体験。スフレ泡を家飲みで。「ようこそエーデルピルスの世界へ」【第15回 スタカン オンラインファンミーティング】

CATEGORY : 遊ぶ

3度注ぎを体験。スフレ泡を家飲みで。「ようこそエーデルピルスの世界へ」【第15回 スタカン オンラインファンミーティング】

飲食店で愛され続けているプレミアムビール「エーデルピルス」が、12月2日より数量限定の缶商品として登場しました。華やかな香りと高貴な苦味を併せ持つ、究極の正統派ピルスナービール。その奥深い世界を、もっと多くの方に味わっていただきたいーー。そんな想いから、サッポロビールのファンコミュニティ「SAPPORO STAR COMPANY(スタカン)」ではオンラインファンミーティングを開催。この記事では、ブランド担当者が語る秘話から自宅でできる3度注ぎのレクチャーまで、大充実のイベントの様子をレポートします。

「エーデルピルス」をご自宅へお届け!
記念すべき発売日にスタカンメンバーで乾杯

12月2日。「エーデルピルス」缶商品の発売日であるこの日にオンラインファンミーティングが開催されました。今回参加いただいたのは、サッポロビールのファンコミュニティ「SAPPORO STAR COMPANY」(サッポロスターカンパニー/愛称:スタカン)からご応募いただいた全国各地の20名の皆さん。会は2部制で行われ、皆さんのご自宅には事前に「エーデルピルス 6缶パック」をお届けしました。

進行役を務めるのは、運営チームの赤星好きでおなじみの[わかさん]と、エーデルピルス担当の[おまつさん]。今回は[おまつさん]にエーデルピルスのさまざまな魅力を教えてもらいながら、みんなで楽しく飲んでいきます。

左が[おまつさん]、右が[わかさん]。

まずは「エーデルピルス」を缶のまま手に取り乾杯の時間です。スタカンのイベントでは「乾杯!サッポロ!」というお約束の乾杯がありますが、今夜はエーデルピルスにちなんで、

おまつさん「エーデル!」

皆さん「ピルス!」

と元気よく声を合わせて会がスタートしました。

画面越しでのトークを楽しみます。

十人十色のファンエピソードと
「エーデルピルス」の泡の秘密

乾杯後は、参加者の自己紹介タイムがスタート。「エーデルピルス」という一つのキーワードで集まった皆さんですが、その熱量や出会いのエピソードはさまざまです。

「温泉旅館に行ってエーデルピルスを初めて飲んだ時、すごく華やかでちょっと苦みがあって、それからすごく好きになりました。普段もお店でよく飲んでいます」

「実は、エーデルピルスを置いているお店での出会いがきっかけで結婚しました!」

「1カ月前に初めて出会ってからハマってしまい、既に48缶2ケースを大人買いしました」

「今日初めて飲みました。苦みが独特で後味も良く、他のビールにはない個性を感じました」

このように、長年愛飲しているベテランから、そのおいしさに最近目覚めたばかりの方まで幅広い層が集まりました。場の空気が温まったところで、[おまつさん]が「エーデルピルス」の概要を紹介してくれました。

「エーデルピルスは、麦芽100%ならではのコクと清々しい高貴な苦み、スッキリとキレのよいおいしさ、そしてきめ細かく美しい泡が魅力です。この泡の魅力を存分に堪能できるよう、注ぎ方にもポイントが。グラスに3回に分けて注ぐ、その名も『3度注ぎ』をおすすめしています」

「エーデルピルス」を注ぐグラスは自宅にあるものでOK。参加者の中には黒ラベルのグラスやワイングラスを用意されている方も。ポイントは大きさや形よりも、清潔さ。ビールを注ぐ前のきれいなグラスで行う方が、より美しい泡立ちを楽しめるそうです。

まずは「エーデルピルス」の公式サイトで公開されている注ぎ方動画を全員で視聴。

その後、動画の内容をおさらいする「エーデルピルスクイズ第一問」が出題されました。皆さんも動画を見て答えてみてください。

【第一問】

「3度注ぎを行う際には“〇〇〇泡”が出来上がるようにこだわるのがコツ」。さて、〇〇〇にあてはまる名称は??

  1. ヒツジ
  2. スフレ
  3. シルク

動画をしっかり見ていた皆さんならお分かりですね。正解は……「2.スフレ」でした。まるでスフレのようにこんもり盛り上がる泡を作ることで「エーデルピルス」をよりおいしく味わえるのです。

まるでお店の味!クリーミーな
「スフレ泡」を作る3度注ぎに挑戦

さあ、いよいよ全員で3度注ぎにチャレンジです。ここでも3度注ぎの手順を簡単に紹介しますので、エーデルピルスをお手元に用意してやってみてくださいね。

【3度注ぎの手順】

STEP1:タンブラーは傾けず、注ぎ口から離して9割程度までビールを勢いよく注ぐ。
STEP2:泡が半分くらいになったら、再度ビールを勢いよく注ぎ泡を盛り上げる。
STEP3:タンブラーを注ぎ口の近くに引き寄せ、静かに注ぎ足し泡をこんもりと2cm程度まで盛り上げる。

普通のビールでは黄金の液体を入れた最後に泡付けを行いますが、3度注ぎでは液体の勢いで泡を作り出すのが特徴なのです。

STEP1をしている様子。かなり高い位置からビールを注ぐため、最初は少し勇気がいります。注いだ直後の上部の泡はまだ荒い状態ですが、これらが少しずつ消えていくことできめ細かいクリーミーな泡が増えていくのです。
STEP3になると、泡はこぼれることなくグラスの縁にこんもりと盛り上がります。これこそが「スフレ泡」です。エーデルピルスはホップを贅沢に使用しているため、泡立ちが良いのが特徴です。また、このようなステップで泡を作ることで炭酸が適度に抜け、缶から直接飲むのとはまた一味違うまろやかな味わいが楽しめるそうです。

3度注ぎが完成したところで、再び乾杯の合図が。「エーデル!」「ピルス!」と画面越しに、「スフレ泡」の乗ったグラスが掲げられました。

「グラスに注ぐと香りをとても感じられるので良いですね」

「泡がすごくクリーミーでとてもおいしいです。お店で飲むような感じがあります」

おいしい3度注ぎを味わうためには、はやる気持ちを抑える忍耐が必要ですが、待った甲斐のある味わいに仕上がったようです。

こんもりと盛り上がった泡は、飲むと鼻についてしまうほどです。

ドイツ最古の醸造所も認めた
「エーデルピルス」の歴史と物語

その後は、3度注ぎを味わいながら[おまつさん]による「エーデルピルス」のディープな解説タイムに。その歴史とおいしさの秘密を紹介してくれました。

エーデルピルスの誕生は1987年。今年で38周年を迎えます。知る人ぞ知るこだわりのビールで、サッポロビールの社員からも非常に人気の高い商品なのだとか。その誕生の裏には、「ただただ最高のものを作り上げたい」という一人のサッポロビール技術社員の熱い想いがありました。その情熱を胸に3年の歳月をかけて開発されたのが、このピルスナービールです。そのビールをドイツ最古のヴァイヘンシュテファン醸造所に持ち込み、醸造責任者に飲んでもらったところ、味わいが高く評価されました。そうして醸造所が所有する「エーデルピルス」“高貴なピルスナー”という誇り高い称号の使用を認められたのです。

おまつさんは続けます。

「私がブランド担当になった時、代々受け継がれている直筆サイン入りの承認書データを見ました。そこには『飲み飽きない、その完成度が高い』という称賛の言葉と共に、日本で『エーデルピルス』の名を冠して発売することを許可する旨が記されており、とても感動しました。

ただその書面には、こんな言葉も書き添えられていました。『日本人には少し苦すぎるのではないか』と。当時は現在のようなクラフトビールがなく、苦みが特徴のビールは珍しい存在でした。しかし、今は時代が追いつき、多種多様なビールが楽しめる世の中になりましたよね。ホップの華やかな香りと、特徴的な苦みを持つ『エーデルピルス』も今だからこそより深く受け入れられているのだと感じています」

説明に熱が入る[おまつさん]。

これまで「エーデルピルス」は、主に飲食店での提供に限られていました。実は過去、2007年から2008年にかけて缶で発売されたことがあり、その後はネット通販限定の瓶商品もありましたが、ここ数年は店頭から姿を消していました。その間もお客様センターには、毎年途切れることなく「また缶で発売してほしい」という熱い要望が寄せられており、今回発売が決まったのです。

歴史を学んだ後はさらに踏み込んで、原料・味わい・製法が他のビールと違うポイントについても紹介してくれました。

●原料の違い

エーデルピルスを語る上で欠かせないのが、世界最高峰と称されるチェコ・ザーツ産ファインアロマホップです。ここで、本日最後のクイズが出題されました。

【第2問】

エーデルピルスは、チェコ・ザーツ産のファインアロマホップを何%使用しているでしょうか?

1. 10%
2. 50%
3. 100%

参加者の皆さんは迷いなく回答。正解は……「3. 100%」でした!理想とする苦みに到達するため、最高峰ホップを惜しみなく使う必要がありました。その贅沢なこだわりが、このビールを高貴な存在にしているのですね。

●味わいの違い

華やかな香りと「エーデルビター(高貴な苦味)」と呼ばれる鮮烈で深みのある苦味が魅力のプレミアムビールと評価されています。また、上質なホップを使っているからこそ出来上がる「スフレ泡」が、その高貴な苦味をより一層楽しませてくれます。

●製法の違い

ビールは発酵方法によって「エール(上面発酵)」「ラガー(下面発酵)」「自然発酵」の3つに大別されます。日本で親しまれているピルスナービールは、この中の「ラガー(下面発酵)」に属します。約10℃前後の低温で発酵させるため、雑菌が繁殖しにくく、品質を保持しながら大量生産が可能で、香りや味の成分が生成されにくいことからマイルドな味わいに仕上がるのが特徴です。

他にも、ぜひ注目していただきたいのが缶のデザインです。参加者の方から「12月ということもあって、ドイツやチェコのクリスマスマーケットを思い出しながら飲みました」という素敵な感想が飛び出すと、おまつさんは制作秘話を明かしてくれました。

「実は今回のデザイン、エーデルピルスのカラーである緑に赤いリボンをあしらいました。12月発売なのでクリスマス感を演出したのですが、それが伝わっていて嬉しいです」

ぜひ缶を味わう際には、裏面に描かれたイラストを見て物語や世界観を感じてくださいね。

3度注ぎで、ぜひ。
ご自宅で高貴な一杯を味わって

イベントの最後には、参加者の皆さんから今日の感想を発表する時間に。

「3度注ぎをたくさん練習して、もっとおいしく飲めるようになりたいです」

「歴史や開発の背景を知ると、より一層おいしく楽しく感じられました」

「すごく雰囲気が和やかで、参加できてよかったです」

そして、ブランド担当の[おまつさん]からも、感謝の言葉が伝えられました。

「お陰さまでエーデルピルスは38年目を迎え、今年は久しぶりとなる缶での発売を実現できました。今日、目の前で皆さんがエーデルピルスを飲み、喜んでくださる姿を見られたことが何より嬉しいです。今後は、飲食店様でもっと飲める場所を増やしていけるように、そして来年も缶で発売できるように頑張ります」

最後は全員で締めくくりの乾杯、「エーデル!」「ピルス!」で会が結びとなりました。

エーデルピルスへの愛あふれる皆さんと語り合うことができ、サッポロビール社員一同とても楽しく幸せな時間を過ごさせていただきました。「SAPPORO STAR COMPANY」では、今後もさまざまなイベントを企画しています。公式ページをチェックいただき、興味があるイベントを見つけたらぜひご応募くださいね!

【エーデルピルスが気になる方は、こちらを見る】

【他のイベント記事も見る】

【サッポロビール公式ファンコミュニティを見る】

Text,Photo_Nana Tabara

  • LINE