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サッポロを愛してやまないオトナたちの集い 『【第4回】SAPPORO STAR COMPANYオンラインファンミーティング』レポート#2
さる1月31日の午後7時から、『【第4回】SAPPORO STAR COMPANYオンラインファンミーティング』が開催されました。そもそもSAPPORO STAR COMPANYとは何なのか? そして実際のオンラインファンミーティングはどんな模様だったのか? ここではそんなことをレポートとしてご紹介します。
そもそも「SAPPORO STAR COMPANY」って?
乾杯する喜びをもっともっと広めたい! そして、サッポロビールの商品をご愛飲くださっているお客様と、もっと近い距離でつながりたい!
そんな想いからはじまったのが、サッポロ公式ファンコミュニティ「SAPPORO STAR COMPANY(サッポロスターカンパニー/愛称:スタカン)」という取り組みです。
サッポロビールが運営するファンコミュニティですが、曲がりなりにもカンパニーを名乗るくらいですから、一応は入社資格が定められています。でもそれは、「サッポロ愛があること」という一点のみ。どなたでもご参加いただけますし、入社試験なども特にありません。サッポロビールの商品を愛しているという自覚があるのなら、それはもうすでにスタカンの一社員と言っても過言ではないのです。
そんなスタカンの活動として、これまでにオンラインセミナー「ビールの楽しみ方研修」を皮切りに、オンライン、オフラインを織り交ぜつつ、さまざまなイベントを開催してきました。そうしたなか、2023年3月から定期的に開催しているのが、「SAPPORO STAR COMPANYオンラインファンミーティング」です。
ちょっと長くてものものしいタイトルと感じられるかもしれませんが、中身はシンプル。居酒屋で繰り広げられる同僚とのトークとおなじような感覚で、Web会議システム(ZOOM)を使ってお酒を飲みながらサッポロ愛を語り合う、という集まりです。
さる1月31日にはオンラインファンミーティングの第4回が開催されました。この第4回目では新たな試みとして、トークテーマを設定。“家飲み”というテーマのもと、ミニゲームなどをしながらテーマに沿ったお話を参加者にしていただくことになっていました。
本番1時間以上前からスタッフ間で最終ミーティング
第4回オンラインファンミーティングが開催されたのは、前述のように1月31日。開始時刻は19時からでしたが、担当者をはじめ、運営スタッフが集結したのはその1時間以上前。本番を前に、最終的な打ち合わせがはじまります。
ここに至るまでに長い時間をかけ、どういったテーマでミーティングをおこなうか、どんな内容なら参加者の皆さんに楽しんでいただけるかなど、さまざまな角度から運営スタッフ全員でうんうんとうなりながら、会議を続け、話し合ってきました。
もちろん本番での進行と時間配分を大まかに記した「タイムテーブル」などもばっちり作成済み。ここではミーティング本番におけるスタッフ各自の役割分担や、参加者の皆さまのプロフィールなどを改めて確認したり、タイムテーブルに従って、ちょっとしたリハーサルなどを行いました。
オンラインミーティングの開始まであと15分。[わかさん]と、全体の進行をサポートするスタッフの準備もほぼ整いました。
今回の参加者は4名。ところがこの打ち合わせの最中に、参加者のお1人から「回線が不調で接続ができない」という連絡が入ります。いろいろ対策を試みられているようだったので、接続でき次第、途中からでも参加していただくことになりました。
ちょっと残念な展開ではありますが、イベントにトラブルはつきもの。気を取り直して本番開始の時刻を待ちます。
何はともあれ乾杯から「カンパイ!!」「サッポロー!」
そして定刻の19時。参加者のショコラさん、sugarさん、少し遅れて残りの1名、はたこさんも、無事に接続。[わかさん]を含めた計4人の顔ぶれがPCのモニター上に揃いました。
オンラインミーティングに際しては事前に各自、好きなお酒とおつまみをお手元に用意していただくようお願いしていました。[わかさん]は「GOLD STAR」、ショコラさんはレモンサワーのシン・定番「ニッポンのシン・レモンサワー」、はたこさんは、今年1月30日に限定販売された「サッポロ サクラビール」、sugarさんはなんと静岡県内のみで売られている数量限定の「静岡麦酒」をプシュっと開缶。みんな違う銘柄を手にしているところにひとりひとりのサッポロ愛が感じられますね。
[わかさん]が音頭を取り、「カンパイ!!」「サッポロー!」と唱和して、いよいよ本番のスタート。それぞれに自己紹介をしていただきました。
トップバッターのショコラさんは、「ショコラです。28歳です。今日はよろしくお願いします。」とはにかみながら、控えめなあいさつ。「本名が佐藤なので」とニックネームの由来を語ってくださったsugarさんは、静岡から東京の学校へ通う大学生。それで静岡麦酒なんですね。
なんとここでショコラさんも静岡在住であることが発覚。もしかすると、どこか居酒屋などですれ違っているかもしれないですね。思わぬ偶然です。
3人目のはたこさんは、2人のお子さんがいらっしゃる、「サッポロ生ビール黒ラベル」好きな山形在住の主婦。「今も高1と中2の子どもたちが『お母さんまた変なことやってるな』とこっちをちらちら見ています」と教えてくれました。お子さんはどちらも箱根駅伝が大好きだそうで、将来のスタカン社員候補として、かなり有望です。
こんなプロフィールもばらばらな3人が、「サッポロ愛」という共有言語で結ばれて一同に会する。スタカンのオンラインファンミーティングとは、そういう場所なのですね。
オンラインで山手線ゲームは難しい!
さて、自己紹介が終わったところで、オンラインファンミーティング4回目にして初の試み、「山手線ゲーム」にチャレンジです。
皆さん、「山手線ゲーム」って、ご存じですか? これはひとつのテーマについて、それにマッチした単語を順番にテンポよく次々と言っていくというゲーム。「古今東西」とも呼ばれていますね。たとえば「山手線」がテーマであれば、山手線の駅名を順番に言っていく、というルール。誰かがすでに言ったことのある単語を出したり、言うべき単語が見つからなかった人の負けというゲームです。
しりとりとよく勘違いされたりもするのですが、何人かで誰かの家に集まって飲むときなどにやると、けっこう盛り上がるんですよね。まさに今日の「家飲み」というテーマに沿ったゲームと言えるでしょう。
最初に設定したテーマは「サッポロビールの商品」、それに「サッポロビールの好きなところ」という2つ。それぞれのテーマに沿って、2周回すのが目標です。
ところが、いざはじめてみると、通信におけるラグや音声の聞こえにくさなどがあり、テンポよく進めることがなかなかに難しく、現実とは違ったおもしろさが!
ひとつめのテーマではショコラさんから「愛のスコールホワイトサワー」といった熱烈なファンが多い商品名が出たり、ふたつめのテーマでは「地域限定のビールがいろいろ出るところ」「黒ラベルのCMが好き」(ともにsugarさん)や「箱根駅伝を応援しているところ」(はたこさん)といった意見が聞かれました。
また、sugarさんからの「大人エレベーターのCMで、三笘薫選手がカッコよかった」、はたこさんからは「歴代の選手が登場した箱根駅伝のCMがBUMP OF CHICKENの曲もマッチしていてよかった」という駅伝ファンならではの感想も聞くことができ、サッポロビールのCMへの高い評価も印象的でした。
サイコロトークもやってみました
ここからはテーマに従ってトークを進めていくことに。まず最初のテーマは「あなたのド定番!」。最初に指名されたのは、はたこさんでした。
「秋の川原で芋煮を食べながら飲む黒ラベルが私にとってのド定番です」(はたこさん)
山形では川原に大勢が集まって芋煮の鍋を囲む風習があり、それが郷土料理となっています。さすが山形在住。その土地ならではの料理をみんなで食べながら飲む黒ラベル。最高でしょうね! この風習を知らなかった[わかさん]は「ご自宅で作られるんですか?」「かわらって、屋根のかわらですか?」とピントのズレた質問をしてしまいましたが、それもご愛敬。
最近は「ヱビス プレミアムブラック」をはじめとする黒ビールにハマっているというsugarさんは、「チョコレートをつまみながら黒ビールを飲むのが今のド定番です」とのこと。黒ビールの香りやコクとチョコレートって、けっこうマッチするんですよね。大学生という若さでその飲み方、なかなかにマニアックです。
ショコラさんの最近のド定番はといえば、「サッポロ生ビール ナナマル」。「仕事終わりに、『1日が終わった』と飲むのが好きです」とのこと。飲みはじめたきっかけは緑色のお洒落な缶。「もちろん糖質とプリン体70%オフという点も気に入ってます」だそうです。
実はこのタイミングではたこさんも同じナナマルを手にされていました。糖質やプリン体が気になるけど、やっぱりビールを飲みたい!というお客様にとって、ナナマルはぴったりの商品と言えるでしょう。おすすめです。
お次は「ツマミになるサイコロトーク!」。ランダムに表示される6つのお題に従って、参加者のみなさんにコメントを寄せていただくというものです。
トップバッターのショコラさんに出たお題は、「〆の一杯の話」。これに対し、ショコラさんは迷うことなく「黒ラベル!」と即答してくれました。最後の一杯はお気に入りのビールで、というのがショコラさんのスタイルだそうです。
はたこさんは、「ハズさない手土産酒の話」というお題に対し、お酒ではなく、ハズさない手土産、山形銘菓の煎餅工房さがえ屋「やみつきしみかりせん」を紹介してくれました。しっかりと味が染みたおせんべいのようです。
しょうゆ味が基本だそうですが、季節ごとにいろいろな味のものが出るそうです。「気がつけば一袋がなくなってます」(はたこさん)というくらい大絶賛のこのお菓子、新幹線山形駅など山形県内はもちろん、東京でも山形県のアンテナショップで購入できるとのこと。
sugarさんが引いたお題は、「サッポロビールが好きになったきっかけの話」。sugarさんのご両親は、もともと家のストックを切らすことがないほどの大のビール好き。そんなご両親からお祝いの品として黒ラベルをプレゼントされたのが、サッポロビール好きになったきっかけなのだそうです。 プレゼントをもらったときはすっかり疲れ果てていたsugarさんでしたが、そんなときに目に飛び込んできたのが、黒ラベルの「丸くなるな、星になれ。」というメッセージ。この言葉に「元気をもらった」ことが、sugarさんの熱烈なサッポロ愛を生み出したのですね。
サッポロファン同士でどんなことしたい?
楽しい時間は早く過ぎるもの。気づけばもう残り時間もわずかとなってしまいました。
今後のスタカンの活動に役立てたいと、最後は今日ご参加の皆さんへ質問を投げかけてみました。質問とは、「サッポロファン同士が集まったら、どんなことをしたいですか?」というもの。今回のファンミーティングはオンラインで開催しましたが、参加してみてはじめて気づいたことなども多いはずです。はたしてどんな意見が出たのでしょうか?
この質問に対し、静岡にお住まいのショコラさんからは、「サッポロビールが好きな人と集まっていっしょにお酒が飲めるイベントをやって欲しい」とリクエストをいただきました。
「コロナ禍が明けて、人と会える機会が増えてきましたけど、サッポロビールが好きな人が集まってみんなでお話したり、お酒を飲んだりするイベントがあればおもしろいと思います」(ショコラさん)
皆さんにはお話していませんでしたが、実は[わかさん]をはじめ、スターカンパニーの運営スタッフのあいだでは、「スタカン社員が集まって楽しめるリアルイベントをたくさん開催したい!」という機運が高まっていたところなのでした。
ただ、開催するとなると、会場は東京になる可能性が高そう。それを伝えると、ショコラさんからは「会場が東京だったとしても、ぜひ行きたいです!」と、笑顔とともに力強くお答えいただけました。
次に意見をうかがったsugarさんは、「同じサッポロビールが好きといういろんな年代の人たちと話し合えたのが、とても楽しかったです」と、かなりご満足いただけた様子。ただ、「もしかしたら対面だと年齢の違いが気になってしまったかもしれません」と、続けて懸念に感じた部分についても語ってくれました。
年齢などの壁を感じずに話すことができたのは、オンラインならではのよさだったとご指摘のうえで、「オンラインでもオフラインでも、こうして同じサッポロビールのファンの人たちが集まれるイベントを企画して欲しい」とのリクエストをいただきました。
2人のお子さんがいるはたこさんは「子どももいますし、山形からだと東京のイベントはなかなか行けません。でも今回はオンラインで若い人たちといろいろ話せてとても楽しかったです」と、これまたうれしい感想をくださいました。
続けてはたこさんからは、「たとえば黒ラベルの『丸くなるな、星になれ。』というメッセージなど、TVCMから元気をもらうことがある。サッポロのTVCMが好きな人と語り合うイベントがあったら参加したい」というリクエストも。
このリクエストに対しては、[わかさん]も「実現可否は一旦置いといて、どこかの映画館を借りて、お酒を飲みながら歴代のTVCMを振り返るイベントとかどうですか!?」とすかさず反応。これにははたこさんも「絶対に楽しいと思います!」と、満面の笑みで太鼓判を押してくれました。
そして最後はやっぱり乾杯で終わるのが、スタカン業務のお約束。スタカンではこうした社員同士の活動を「業務」と表現しているのです。はじまりと同じように、「カンパイ!!」「サッポロー!」と、最後も皆さん笑顔のまま第4回オンラインミーティングは終了したのです。
スタカンでは皆さまのご参加をお待ちしています
残念ながら回線不調から最後まで参加がかなわなかった4人目のスタカン社員は、今回の参加者のなかで唯一の男性となるはずでした。ショコラさん、sugarさん、はたこさん、それに進行役の[わかさん]と、全員が女性となった今回のオンラインミーティングですが、図らずも女子会のようなノリが生まれ、そこがまた盛り上がったひとつの理由になっていたようにも思います。
それにしても皆さん、サッポロビールのTVCMに対して大変好意的であるのが印象に残りました。特にはたこさんは箱根駅伝愛も加わり、黒ラベルのCMとともに、箱根駅伝のときに放映される企業CMもお詳しく、こちらがびっくりするくらいでした。
なによりも、「同じものが好き」という共通点があるというだけで、人は初対面でもけっこう盛り上がれるものなのですね。今回参加された皆さんからもイベントに関するアイデアをいただけましたし、この経験をぜひとも今後に活かし、これからも楽しいイベントを企画していくつもりです。
これをお読みになった皆さまも、ぜひいつかスタカンイベントにご参加くださいね。運営スタッフ一同、まだ見ぬ皆さまにお会いできる日を楽しみにしています。
サッポロ公式ファンコミュニティSAPPORO STAR COMPANYへ遊びに行く!
(文・写真=稲垣宗彦)