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辛い旨い温まる!おつまみレシピ。「餃子ラー油鍋」
鍋は本当においしいですよね!特に冬は身体がぽかぽかと温まることができ、魚介や野菜など旬の素材を楽しむことができます。こんな具を入れたらどうだろう、タレはこれにしてみよう、小さな鍋で1人マイペースに、などなど、鍋は楽しみ方が自由自在なのも魅力的。
今回は少し手間をかけて、手作り餃子、手作りラー油スープの辛い鍋に挑戦してみませんか。ぴりりとした刺激とおいしさで、ついつい食べ過ぎてしまうレシピです。
おいしくて楽しい、そして手軽な鍋
寒くなってくると、あたたかい鍋が食べたくなりますよね。湯豆腐、ちゃんこ、うどんすき、すき焼き、もつ鍋などなど。どれもとてもおいしく、ビールとの相性も良く、身体がぽかぽかと温まります。
また鍋には郷土料理がたくさんあるのも面白いところ。北海道の石狩鍋、東北各地にある芋鍋、福島や茨城のあんこう鍋、大阪のはりはり鍋、福岡や山口のてっちりなど。ご当地の個性的な味わいが存分に楽しめます。最近ではチゲ鍋やトマト鍋、コラーゲン鍋など、ヘルシーな鍋も人気です。
鍋はその手軽さも人々から愛され続ける理由でしょう。特に高級な道具でなくても土鍋とカセットコンロがあれば可能ですし、いろんな素材を入れた分だけ出汁も濃厚なうま味となり、お腹いっぱいのはずなのに、つい〆にご飯や麺を入れてしまうことも。
おいしくて楽しい鍋。そこにビールがあれば言うことなしですね!
いくつでも食べられそうな餃子鍋
日本人が大好きなのは香ばしい焼き餃子。ですが、少し目線をかえて、これを鍋に入れるとあら不思議。ワンタンのようなつるりとした食感にシンプルな餡が相まって、どんどんお箸がのびてしまいます。
そもそも餃子のルーツとされる中国では、焼くのではなく、茹でて食べるのが主流なのだそうです。いわゆる水餃子ですね。厚めの皮で包み、茹でたら水気を切り、黒酢などで食べます。時にスープに浮かべたもの、蒸したものもあり、後で焼いて食べることもあります。
おかずではなく、主食であることも特徴的。よく考えてみれば、餃子の皮は基本的に小麦粉(強力粉。時に薄力粉を混ぜたもの。米粉もある)と塩と水で作られており、麺に近いです。
今回の鍋に入れる餃子のレシピは、小松菜と豚肉とシイタケ、ショウガ、そして味は塩だけというシンプルなもの。小松菜の歯応えとシイタケのうまみがポイントです。皮は手作りも良いですが、市販品でもおいしく食べることができます。
いくらでも食べられそうな餃子鍋をどうぞお試しください。
辛みでさらにアクセント!
同じ辛い鍋でも今回はみんなが大好きな中華味をベースにしました。辛みと旨みはしっかりとしているけど、後味が爽快なのが特長です。
辛みの素は豆板醤と粗挽き唐辛子。辛さの度合いについては個人差があります。今回のレシピは2~3人前量に対し、それぞれ大さじ1と小さじ1/3としていますが、これはあくまで普通レベルの辛口です。辛党の方は、ご自由にもっと辛い鍋に仕上げてください。不安があるようでしたら、食べる直前につけだれに加える手もあります。
辛みと共に鮮烈な香りを放っているのが中華料理で使う花椒です。これは実山椒の実がはじけた後の果皮部分のことで、あくまで香りづけが目的ですが、最初に油で炒めることで食べやすくなります。
以上のように唐辛子と花椒を組み合わせた味付けを麻辣(マーラー)と呼びます。強い辛みと香り、とくるとやっぱり、ビールですね。辛い鍋にはそれに負けないだけのふくよかなコクのあるヱビスビールがぴったり。
餃子もスープも、そしてヱビスも、他とはひと味違うおいしさをお楽しみください!
気になるレシピは、ヱビスマガジンにて公開中!
こちらは“ヱビスマガジン”の記事です。