Esports Technologiesが、eスポーツ観戦のエンゲージメントを高めるアプリ「Esports Games」をGoogle Playストアでリリースしました。

ラスベガスを拠点にオンラインベティング（賭博サービス）を運営するEsports Technologiesによると、今回リリースしたアプリにより、進行中の試合からeスポーツトーナメントの優勝者を予測したり、ファン向けのトリビアクイズを楽しめるようになるということです。Android版はアメリカ、イギリス、カナダですでにローンチされ、iOS版も近日公開の予定です。

Esports Gamesはテレビとモバイル端末を連携する“セカンドスクリーン”対応なので、単に試合を観戦するという受け身の体験ではなく、YouTubeやTwitchなどで観戦しながら、インタラクティブにイベントを楽しみ、eスポーツへのエンゲージメントを高めることができるサービスです。

現時点では「League of Legends」「Dota 2」「Counterstrike: GO」「World of Warcraft」「Rocket League」「Call of Duty」「Valorant」「Overwatch」に対応しており、eスポーツイベントを観戦するファンは、トリビアクイズに答えたり、試合結果の予測をすることができます。

さらには、勝敗を正しく予測したり、トリビアクイズに正解したユーザーには、お気に入りのeスポーツ選手が獲得する賞金に匹敵する金額のプレゼントが当たるチャンスもあります。このアプリは完全無料でアプリ内課金などもありません。またメジャーからマイナーまで各種トーナメントをカバーしているだけでなく、配信イベントなども提供しています。

新たなプラットフォーム

トーナメント予測とトリビアクイズというeスポーツに特化したコンテンツを提供するEsports Gamesへの参加資格を得たユーザーのエントリーと参加は無料です。トリビアクイズで正解するとポイントが付与され、ポイント数に準じてグローバルランキングが決定されます。

ライブイベントの結果を予測する勝敗予測ゲームも同様の仕組みです。予測する内容には「最初のキルを獲得するのはどちらのチーム？」「最終スコアは？」などがあり、正解すると、実際のイベントやトーナメントの賞金総額に匹敵する金額を獲得するチャンスを得ることができます。

Esports Gamesの開発にあたり、Esports Technologiesは、無料アプリの開発で知られる「Splash Tech」をパートナーに選択しました。Esports Technologiesはナスダック上場企業であり、従業員数は24名です。

この記事はVentureBeatのディーン・タカハシが執筆し、Industry Diveパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされています。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@industrydive.comまで。