サッポロビール株式会社
★SAPPORO

冬季剪定、ぶどうのたくましさ、安曇野の自然の豊かさ・・・

今回お伝えするのは、休眠期の作業で最も重要と考えられている、剪定作業についてです。

安曇野池田ヴィンヤ-ドは、圃場面積が広く標高差もあるため、圃場毎に気象条件に違いがあります。
残雪があると休眠期の作業の効率が下がることから、剪定をする畑の優先順位は、残雪が残り易い畑から先に作業を進めて行く様にしています。

剪定作業は難しく、迷うことが多いため、時々、相談をしながら作業を進めています。
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実際の剪定作業ですが、剪定前と剪定後の写真を比べてみましょう。
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品種はカベルネ・ソーヴィニョン、仕立はGuyot Double(ギュイヨ・ドゥ-ブル)と言い、垣根仕立の一つで、主に、左右に結果母枝を2本残す方法です。
この仕立の特徴は、結果母枝をできるだけ、左右、同じ高さ、対照に配置することで、新梢が均一に育ち、ぶどうの熟度がそろうことで、一度に収穫することが可能になります。
画像③-4
大胆にも昨年伸びた枝の約80%~90%は剪定により切り落とし、主に、両腕と言われる2本の枝を残します。
これら2本の枝を、矢印の様に両側に倒して針金に固定し、今年の結果母枝とします。
こうすることで、残された枝にある芽に栄養分を集中させ、今年、一気に伸びる新梢のそれぞれに品質の良いぶどうを実らせるがことができます。
因みに、身近な落葉果樹には桃とリンゴがありますが、共に、2年目の枝(昨年伸びた枝)以降にしか実を結ぶことができません。
ぶどうには、この他に頑強な巻きひげがあり、他の果樹にはないぶどうのたくましさを感じます。
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作業中、圃場の中で、樹にぶら下がっている袋状のものを数か所で、ほぼ同じ高さの位置に発見しました。
これは、安曇野の自然の豊かさたるゆえんかもしれませんが、最近ではなかなか見られないようになってきているという蓑虫(みのむし)です。樹の粗皮で作られた袋を被っているため周囲と一体化し、一見、どこにあるかは分かりません。
蓑虫が巣をつくる位置と積雪量との関係は定かではありませんが、今年は、この高さまでの積雪量は観測されておりません。

安曇野池田ヴィンヤ-ドの大半の樹は2011年3月11日の東日本大震災以降に植栽しておりますので、丸8年が経過し、年々品種特性が増し、香味のバランスが高まってきています。
これまでの経験を重ねて、今年も、新たな栽培方法を取り入れ進めて行きたいと思いますので、今後も安曇野池田ヴィンヤ-ドの製品にご期待下さい。

安曇野池田ヴィンヤード  田中 亘

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グランポレール メリタージュ 2017のブレンドをしました!

3月4日、「グランポレール メリタージュ 2017」のブレンドをしました。「グランポレール メリタージュ」は、長野県池田町の「サッポロ安曇野池田ヴィンヤード」のぶどうを100%使ったグランポレールのフラッグシップワインです。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にメルローをブレンドしています。

ワインはブレンドによって、よりおいしさを引き出すことが出来る飲み物ですが、ではどんな風にやるのかを少しご紹介しましょう。

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「ワイン熟成中の樽貯蔵庫です。年間を通して18℃に温度管理されています。ブレンド検討中は数時間樽貯蔵室にこもるので、温かい服装でないと大変です」

1. まず、熟成を終えた樽を1本1本テイスティングして、品質を見ていきます。見るのは、品種としての特徴がちゃんと表現されているか、味や香りの熟成感はどうか、樽の風味はどうか、そしてワインとしての欠点がないかです。最初樽に詰めたときは同じワインなのに、1本1本の樽の特性によって、熟成を経たワインの個性は大きく違うから不思議です。

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「今回は、24本の中から、9本の樽を選びました」

2. この時、同時に熟成に使用している樽そのものの品質も見ます。グランポレールでは3種類の樽をメインに使用し、さらに常に3~5種類の樽を試験しています。試験中の樽の評価を行い、将来使用を増やすか、グランポレールには合わないと判断して試験を打ち切るか、もう少し試験継続するかを決めます。例えば、今年(2019年)試験中の樽を将来的にメインの樽のひとつに追加しようと決めても、赤ワインの場合は原則1年半の熟成なので、熟成が終わりブレンドするのは2021年、瓶に詰めてさらに瓶熟成してお店に並ぶのは2022年か2023年。ワイン造りは時間がかかります。

3. 1本1本の樽の個性を見極めたら、いよいよブレンド。商品のコンセプトに合わせて、個々の樽から少量ずつをブレンドして品質を見ます。「グランポレール メリタージュ」のコンセプトは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー両方のアロマの調和と豊かなブーケ、「サッポロ安曇野池田ヴィンヤード」の水はけが良い土壌と冷涼な気候を反映した良く成熟した柔らかく甘いタンニンです。ブレンドする樽を1本単位で削ったり、追加したりしながら最良のブレンドを探します。

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「ただ今、ブレンド検討中!」

1+1=2になるブレンドは良いブレンドではありません。それはただ単に混ぜるだけ。良いブレンドとは1+1が3にも4にもなるブレンドです。何かを足すことで、今までなかった新しい香りや味、豊かな広がりが生まれる、それが良いブレンドなのです。

グランポレール チーフワインメーカー 工藤雅義

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グランポレールにうれしいニュース! ~岡山ワイナリーより~

寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ワイナリーでは、2018ヴィンテージのワインの瓶詰時期を迎えています。

さて、2月といえば、全員女性が審査員でおなじみのワインコンクール「サクラアワード」(“SAKURA”Japan Women’s Wine Awards)の結果発表の時期です。

このサクラアワードで、グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード メリタージュ2014がゴールドを受賞しました!

①メリタージュ

今年は1/30~31にホテル雅叙園にて審査会があり、私も審査員として出席してきました。
3年ぶりに参加させて頂いたのですが、アイテム数・審査員数が大幅に増えており、サクラアワードの盛り上がりを感じました。

②審査中

撮影が下手で申し訳ありませんが、ロゼのスパークリングを審査中の写真です。

また、サクラアワードと時期を前後して結果発表があった、「アジアン・ワイン・レビュー2019」でもうれしいニュースです!
「グランポレール山梨甲州樽発酵2017」がベストホワイト(白ワイン部門最高賞)、「グランポレール甲州辛口2017」も金賞を頂くことができました。

ベストホワイト・白部門の金賞ともに、グランポレールの甲州で2年連続の受賞です。山梨甲州樽発酵はグランポレール勝沼ワイナリー、甲州辛口は岡山ワイナリーで造っているので、両ワイナリーの甲州への取り組みが評価されとてもうれしいです。

ニュースリリースリンク

③甲州辛口・甲州樽発酵

これを励みとして、より美味しいワインを皆様の元にお届けできるよう、メンバー一同頑張っていきます!

岡山ワイナリー 青山晴菜

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グランポレール勝沼ワイナリーの冬の様子

グランポレール勝沼ワイナリーより、
ワイナリー内にある見本園で、夕日が映える様子をパチリと撮ってみました。
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見本園は、グランポレールを造る4つのブドウ産地で栽培されているブドウ品種を
現地の栽培方法で再現したぶどう園で、 来場されたお客様が自由に見学することができます。
「見本」ですが、秋になると立派なブドウが実るんですよ!
写真を撮っていて、ふと後ろを振り返ると真っ白なサギ?が!
こちらもキレイだったので、ついつい、パチリ。
20190201画像②

さて、これからの時期、ワイナリーでは樽熟成中のワインを木樽から出して、
ワインボトルに充填する作業が始まります。
今年最初のびん詰めは、ピノ・ノワールから、2017年ヴィンテージをびん詰めします。
地下の樽貯蔵庫には、2018年ヴィンテージの サッポロ安曇野池田ヴィンヤード産のピノ・ノワールが樽で熟成中です。
こちらのびん詰めは、まだこれから先。木樽で熟成を続けていきます。
20190201画像③

木樽で熟成したワインを出す時は、どんな熟成をとげたのか、 どんな味わいになっているのか、
今年もワクワクがたくさん待っているので、楽しみです。

グランポレール勝沼ワイナリー 渡邉 真介

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新たな始まり2019年

昨年12月10日付けで着任しましたグランポレール勝沼ワイナリー 工場長の伊藤です。
昨年もグランポレールについて社内外より高い評価を頂きました。
グランポレールを応援してくださった全ての皆様に、心よりお礼を申し上げます。

いよいよ大規模な自社ぶどう園が北海道北斗市に開園します。

実は2015年よりグランポレール強化に向けた新たな原料ぶどう確保のための候補地について
北海道・長野などで調査を行ってきました。
昨年、北海道北斗市に自社ぶどう園を開園することが決まり、
改めて北海道の歴史などを調べたところ、大きな驚きがありました。

当社の起源である開拓使麦酒醸造所建設に貢献された「村橋久成」は
醸造所建設前の明治4年(1871年)には函館に近い七重開拓場(七重村官園、現在の七飯町)に携わっていたのです。
まさに当社が函館に隣接する北斗市に自社ぶどう園を開園することは、
当社ワイン事業における「原点回帰」であり、今年は新たな始まりの年になります。

「グランポレール北海道北斗ヴィンヤード」のぶどうを原料としたグランポレールが商品化されるには、
まだまだ時間がかかりますが、勝沼・岡山の両ワイナリーの製造スタッフとともに、
モノ造りへの思いや信念を忘れずに取り組んでまいりたいと思います。

「グランポレール」がさらに輝ける日本ワインの星になれるように、
皆様のご協力・ご支援を引き続き宜しくお願いいたします。

さあ、新たなグランポレールの歴史が始まります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
20190118画像1
グランポレール勝沼ワイナリー 製造スタッフ

グランポレール勝沼ワイナリー 工場長 伊藤和秀

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