SAPPORO

原料のこだわり

12.28(水)

日本のお土産には「ヱビス」~オーストラリア篇~

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こんにちは、オーストラリアの大麦担当フィールドマンの斉藤です。

前回からの続きで、今年の10月~11月にかけてオーストラリア南東部にある大麦の産地を訪問したときの様子をお伝えします。

私たちフィールドマンは、大麦もホップも収穫期を迎える前に、それぞれ担当の産地に行きます。

それは、協働契約栽培の原料として私たちが求めている安全性と品質に、十分な生育状況かを確認するためです。この時期に行われる調査を私たちは「収穫前ミーティング」とよんでいます。

「収穫前ミーティング」は、基本は畑の中で行います。例えば、下の写真のように、生産者と一緒にどんどん畑の中に入って行き、、、

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今年の栽培状況を直接聞いたり、病気など発生していないか観察したり、穂の実り具合などを見ておよその収穫時期を予測したりします。

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ときには、ほかの産地について質問されることもありますので、気象や大麦の品種、生育状況などの情報は事前に収集しておくように心がけていますwinkgood

今回の訪問先では、GAP(Good Agricultural Practics;よりよい農業のための管理手法)に関するアンケートも実施しました。当社の協働契約栽培のパートナーである岩手県北ホップ組合では、ホップ栽培において既にGAP手法を一部取り入れた取組みがはじまっていることはお伝えしましたが、他の国、産地ではどのように取組めるのか、まずは現状把握と生産者の意識調査を行っています。

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そして、産地訪問の際に欠かさないことは、日本からサッポロの缶ビールをお土産に持っていくことですbeer

一通り情報交換をした後、生産者の方から「ところで、お前のところのビールはないのか?」とよく聞かれます。待ってましたupとばかりに、バックの中から缶ビールを取り出すと、彼らは驚くや否やすぐに笑顔になりますhappy01やはり、海外でも「ヱビスビール」は喜ばれます。

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生産者は、自分たちがつくった大麦が実際にはどんなビールに使われているか知る機会が少ないですから、こうして手にしたビールは一層味わい深いものになるのではないかと思っていますconfident

 

 

11.28(月)

セスナに乗って、大麦畑へひとっ飛び

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大麦のフィールドマンの斉藤です。

日本はすっかり冬ですが、南半球は夏sun。私が担当するオーストラリアではビール大麦の収穫がはじまっています。

そういうわけで、今年も10月後半から11月上旬にかけて、収穫前の大麦の品質や生育状況を確認するために、南東部(ニュー・サウス・ウエールズ州とヴィクトリア州)にある産地に赴き、契約している生産者を訪問してきました。下の写真は、収穫間際の畑です。大麦の穂が黄金色に変わってきていますね。

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滞在中はアデレードとメルボルンを拠点にして、麦芽供給会社の方たちと一緒に産地を訪問します。担当も4年目ですので、生産者の方の話すオージーイングリッシュにもようやく慣れましたgood

産地間の長距離ドライブrvcardashは日本と同じ左側通行・右ハンドルなので問題はありませんが、オーストラリアでは日中は北に太陽がありますので、初めのころはついつい方角を間違えてしまうこともありました。

また、広いオーストラリアでは、産地間の移動手段として麦芽供給会社のプライベートセスナairplaneを使うこともあるのです。各エリアには共用の滑走路はあるのですが、なんとそれは畑の中だったりすることもshock。下の写真は着陸寸前の操縦席から見える風景です。中央の砂地が滑走路なんですcoldsweats01

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そして、無事着陸catface

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はじめて乗ったときは不安もありましたが、下の写真の右に写っている操縦士兼大麦の調達責任者であるジョーンさんは操縦士の教官免許をもっているほどの方ですので、フライトも快適です。下の写真は上空でこの日の経路を確認しているところです。

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さて、今年のオーストラリアは、1~2月に年間降水量に匹敵するほどの降雨があり、土壌水分の過多が心配されましたが、播種も予定通りに行われ、生育も順調でした。

今回の収穫前ミーティングでは20軒以上の生産者を訪問しましたがrunsweat01、全般的に品質も良好、収量も平年並みまたはそれ以上に期待される産地もありました。こちらの写真は、間もなく収穫できる大麦の穂です。見た目にもきれいで、いい大麦であることがわかります。

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さて、次回は生産者を訪問したときの“フィールドマンのお仕事”について、もう少しお伝えしましょう。

最後に一言PR!

今年から、サウス・オーストラリア州にあるビール会社のクーパーズ社に製造委託し、オーストラリア産の「サッポロプレミアム」beerが10月から販売を開始しました。今回の出張で、スーパーのお酒売場や市内のパブでも見かけることができました。

とても飲みやすく仕上がっていて、オーストラリアの熱く乾いた畑から帰ってきた喉を潤すには最高です!

オーストラリアに旅行される方は、是非、現地産の「サッポロプレミアム」もお試しください。

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10.12(水)

カナダの暮らしを紹介~フィールドマンのパートナー

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こんにちは、カナダの大麦担当フィールドマンの保木です。

カナダを担当して5回目の夏、今年も7月から9月にかけて、フィールドマンとして大麦の収穫前の品質チェックと、大麦の品種開発に関する業務のために約2ヶ月滞在してきました。

ここカナダは、今年から黒ラベルに使用している“旨さ長持ち麦芽”用の当社開発大麦品種「CDC PolarStar」(下記写真)の産地でもあります。私は、品種開発に携わってきたので、なおさら今年の作柄も気になるところですが、今年は天候にも恵まれてsun平年よりも収量も多く、品質も良好ですgood

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私は、毎年、カナダ中央部にあるサスカチュワン州の“サスカツーン”という街を拠点に活動しています。下の写真は、サスカツーンの市内の様子です。

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サスカチュワン州は、カナダのビール大麦の一大産地sign03特に、サスカツーンには品種開発のパートナーであるサスカチュワン大学があり、フィールドマンとしての活動と品種開発の活動を行うには最適な場所なのです。

毎日畑までは車で移動します。サスカツーンは山地がなく、市内から10分も走れば畑、畑、また畑・・・下のような風景が何キロも続くのです。

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滞在期間中の走行距離はおよそ4000kmぐらいでしょうかcardash正直、仕事とはいえ、家族とも離れ、毎日畑の中を長距離ドライブしていると、精神的な疲労もたまりますdespair

そんな私を支えてくれているのが、ホストファミリーのWatts(ワッツ)夫妻です(下記写真、左端が私で、隣がご夫妻)。

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毎夏、カナダに長期滞在するときはホテルではなく、サスカツーンの市内にあるWattsさんのお宅にホームステイさせていただいてます。いつも、疲れて帰ってくると、暖かいご飯をつくってくれるのです。とても感謝していますconfident

やはり、カナダはお肉tauruspigがおいしぃsign04restaurant私の知る限り、カナダのお宅のBBQグリル保有率は100%ですsign01しかも、かなり本格的。(下は調理中のご主人)

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下の写真は、BBQパーティではなく、極々普段の食事の一例です。

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そして、BBQに欠かせないのが、ビールbeerbeerbeer

カナダには当社のグループ会社であるスリーマン社がありますので、made in Canadaのサッポロビールやスリーマンブランドのビールがいつでも飲めるのです。(下記写真)Wattsご夫妻も私の仕事を理解してくれていますので、ときにはサッポロビールを一緒に楽しんでいます。

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私たちの協働契約栽培は、サッポロビールと大麦、ホップの生産者、原料加工会社との“協働”による原料調達のシステムのことを言いますが、私にとってWattsご夫妻も協働契約栽培の大事なパートナーです。

生産者をはじめ、私の仕事を支えてくれる協働契約栽培のパートナー全員の協力で、今年も良質な大麦・麦芽をカナダからお届けできそうですshine

9. 6(火)

旨さ長持ち麦芽の秘密に迫る!~畑でオーディション?大麦選抜編

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こんにちは、バイオ研究開発部、新人ブリーダーの時園ですhappy01

旨さ長持ち麦芽の秘密に迫る!」ということで、大麦の育種についてお伝えしていますpencil

前回は、育種の最初のステップである“交配”についてご紹介しました。

交配その1 交配その2

次のステップは“選抜”です。選抜こそ、育種の醍醐味といっても過言ではありませんsign03

交配によりいろいろな性質や特徴をもった大麦が生まれるわけですが、選抜は、そのいろいろな大麦の中からビール原料としてよりよい大麦(=おいしいビールをつくるための原料になるとともに、生産者の皆様に喜んで栽培していただける大麦)を選ぶために必要なステップです。

いわば、“大麦のオーディション”crown審査基準はとっても厳しいですsmile

よい大麦を選ぶ、最初の場所は畑です。時期は収穫期。病気に強そうな大麦やたくさん収穫できそうな大麦などを選びだします。

下の写真は「選抜の達人」こと、先輩ブリーダーの斉藤渉です。

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まずは、予備選抜。普通のオーディションでいうなら書類選考といったところでしょうかwink

畑の中で「これはsign01」という株を、時間をかけずに一通り採っていきます。熟練されたブリーダーであれば、いい大麦かどうかはパっと一目見ただけで判断できてしまうんです。

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次に、予備選抜を通過した大麦を積み上げ、今度は1株ずつ丁寧に見ていきます。これを一次選抜といいます。

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上の写真、一次選抜を通過した大麦は斉藤さんの膝の先にある一山だけ。実際にはこの10倍以上の山の中から選抜をしているんですよ。厳しい表情でしょcoldsweats01

そして、一次選抜に合格した大麦は、改めて、収量性(穂の数や大きさ)、稈長(茎の長さ)、種の大きさ、形、穀皮の張りつき具合などを確認したり、育成調査で蓄積されているデータとも比較しながら、さらに入念な選抜、二次選抜が行われ、よりよい大麦が選び抜かれるのです。(下の写真は二次選抜の様子)

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予備、一次、二次と勝ち抜いた大麦が、来年、畑に播かれる種となり、またそこで育った大麦を再び選抜し・・・という作業が何年も続けられるのです。

こうして畑で選抜された大麦は、いよいよビール原料である「麦芽」にして、その品質を確認していきます。姿、形だけよければいいというものではありませんconfident。最も重要なのは、ビールの味にも影響する中味品質ですshinebeershine

次回は、何度も選抜を勝ち抜いた大麦のさらなる試練、「大麦から麦芽へ・・・麦芽選抜編」についてお伝えします。

8.25(木)

協働契約栽培とGAPの関係とは?!

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こんにちは、ホップ担当フィールドマンの須田です。

今年も協働契約栽培でつくった東北産ホップだけを使った「麦とホップ」と「黒ラベル」を発売します。今年は、もっと多くの皆さんに味わっていただこうと、「麦と東北ホップ」は9月7日(水)、「黒ラベル東北ホップ100%」は10月26日(水)に全国発売することになりましたscissors

岩手・青森のホップ生産者の皆さんも、昨年よりたくさんの方に飲んでいただけることをとても喜んでいますhappy01note東北の元気と東北産ホップのおいしさを、これらの商品を通してお伝えするつもりです。

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7月の下旬には岩手・青森両県にまたがる岩手県北ホップ組合のホップ畑を訪れ、収穫前の生育調査を実施してきました。今年は気温が例年より低めだったことと、降雨が少ないことが気になりますが、畑の様子を見ますと、暑すぎた昨年よりよい作柄が見込めると思っていますconfident

そんな東北産ホップも、忙しくも楽しみな収穫の時期を迎えました。(下の写真は7月下旬のホップ畑)

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さて、今回はその岩手県北ホップ組合からはじまっている、新しい協働契約栽培の取り組みについてご紹介します。

新しい取組みとはGAPを取り入れること。

有名なファッションブランドではありませんよsmile

GAPとは、Good Agricultural Practiceの頭文字をとったもので、「よりよい農業のための管理手法」の略称であり、今、世界に拡がりつつある取組みのひとつなのです。

それは、安全や品質、環境保全への取組み、さらには農業従事者の労働安全など、多面的な管理により「持続可能な」「無駄・無理のない」模範的な農業を目指すもので、いわば、農業版のISOと言えるような認証資格制度。日本では2002年以降普及が進んでいます。

私たちサッポロビールには、既に“協働契約栽培”という独自のシステムがあり、より高品質で安全・安心な原料を調達できるように取組んでいますが、GAPのよさをその協働契約栽培にも取り入れ、世界基準の一歩先を行く仕組みづくりをはじめています。

フィールドマンの多くも、JGAP(日本GAP協会の略称)認定の指導員資格を既に取得しており、来年にはフィールドマン全員の認証を目指しています。下の写真は、今年の春、認証を受けた国産大麦担当の小林フィールドマンとJGAPの指導員認定証です。

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私はフィールドマンのなかでも1番に認証を受けまして、昨年から他の産地に先駆けて、岩手県北ホップ組合の生産者の皆さんとGAP手法を取り入れたホップの生産管理をしています。

東北ホップを使った今年の「麦と東北ホップ」、「黒ラベル東北ホップ100%」のおいしさは、もしかすると、GAP手法による管理が理由のひとつかもしれません。ぜひ、ご期待くださいsign03

7.12(火)

旨さ長持ち麦芽の秘密に迫る!~大麦の育種“交配その2”

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こんにちは、バイオ研究開発部の時園です。

今回は、テーマである“交配”の現場を攻めていきますよpunchimpact

前回 はいろいろな種類の大麦を見ていただきました。私が所属するバイオ研究開発部では、各地域担当のブリーダーがその多くの性質、特徴の中から、その地域にあった大麦をつくるべく、日々研究をしています。

その最初のステップが“交配”なのですが、では、実際どんな作業をしているかというと・・・

作業はとっても大変sweat01下の写真はその作業風景です。ビニルハウスの中でしゃがみこんでいるのは、北米の大麦担当フィールドマンとして「ほし日記」にもよく登場する先輩ブリーダーの保木さん。

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除雄(じょゆう)といって、大麦が自家受粉しないように雄しべを取り除いているところです。手元を見てみてみましょう。

適度に育った穂を選んだら、小花(しょうか)を1粒ずつ先端をhairsalonでチョキンと切ります↓

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その切り口から、3本ある雄しべを全てピンセットでつかみ↓

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取り出します↓

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取り出したあとは、周囲の大麦の花粉で受粉しないように紙袋をかけて防ぎます↓

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1つの穂には小花が20~25粒並んでいるので、ベテランブリーダーでも穂1つあたり3~5分程度かかります。そんなもん?と思うかもしれませんが、実際、作業風景を見ると信じられないほど早いんです。私もはじめて見たときは、正直、かなりビックリしましたwobbly

それから数日・・・袋のなかでは、小花が開きはじめます。ちなみに下の写真は1個だけ除雄に失敗して、自家受粉したために粒が実ってしまい、小花が閉じたままですcoldsweats01

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まさに、この開いた状態が“交配”のチャンスshine膨らんだ小花に、目標とする性質をもった大麦の雄しべについている花粉を、小花のなかにある雌しべに丁寧にかけてあげます↓

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“交配”から約3週間、これが受粉に成功した穂です↓

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除雄の際、小花を傷つけてしまったり、花粉が未熟だったりすると受粉してくれません。慣れないと本当に難しい作業なんです。

こうした交配作業を何度も何度も繰り返して、高品質の大麦品種ができ、そこからおいしいビールが生まれますbeer何年もかかる地道な作業ですが、とっても大切な作業なのです。

除雄、交配は大麦の育成状況によって時期は異なりますが、群馬のバイオ研究開発部で行うものは2~3月がピークを迎えます。ピーク時は、穂と向き合いながらの作業がまる1日続くのですcatface

私たちバイオ研究開発部では、よりよい品質を目指し、大麦を栽培してくださる生産者の皆様に、そしてビールを飲んでくださっているお客様に、どんな大麦をつくれば私たち全てのお客様に喜んでいただけるのだろうと、日々考えながら研究に励んでいます。

今回も長くなってしまい、すみませんでした。さて、次回は育種の次のステップ“選抜”という作業についてお伝えしたいと思います。

ではまたpaper

 

6.29(水)

群馬の大麦育成日記最終回~収穫

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こんにちは、大麦担当フィールドマンの金谷です。

昨年末からお伝えしてきました「群馬の大麦育成日記」も今回が最終回です。

5月下旬から6月上旬にかけて、試験圃場の大麦の収穫を行いました。

播種のときにお伝えしたとおり、この畑にはたくさんの種類の試験品種を育てますので、収穫のときも、その品種が混ざらないように丁寧に行います。

線に沿って等間隔に播いたおかげで、きれいに並んで育ちましたよ↓

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5月末に雨が降り、いつもは、バインダーという機械で収穫から結束まで行えるのですが、一部の畑では雨の後で土がぬかるんで、機械が畑の奥まで入れないところがあり、そのようなところは手作業で行いました。私たちの圃場でも、手作業で収穫することはほとんどなく、腰をかがめ作業をしていると昔の人の苦労が偲ばれました。下の写真は手刈り中の私です。

根元をグッと掴み、鎌を使って切り↓

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品種ごとに束ねていきます↓

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また、品種によっては、ある程度まとまった数量を植えたものもあるので、一般の生産者のようにコンバイン(下の写真)を使って収穫をすることもあります。

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次に、収穫した大麦は下の写真のような“稲架(はざ)”に干します。

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“稲架”にかけて十分乾燥させた後に脱穀するのですが、脱穀した粒はさらに天日乾燥し、収穫時20%ほどあった水分は、10数%にまでなります。ここまで乾燥すれば、カビなどの心配もなく、安心して貯蔵できるようになります。

そして、1,000粒あたりの重量を測ったり、粒の大きさや粒の揃い具合をみたり、発芽率の試験も行い、品種特性のデータを集積していくのです。

一般の生産者の畑では、大きなコンバインで収穫をしながらそのまま脱穀します。そして、脱穀したものをトラックで農協に運び、大きな乾燥施設で丁寧に温風乾燥するのです。

収穫が終ったここの畑は、11月の播種時期までは休息期間japanesetea

でも、私は休んでられませんsad。今年の夏からヨーロッパの大麦担当フィールドマンとなったため、7月上旬にはデンマークとチェコに現地の大麦育成状況の確認のために出張airplaneそして、帰国後は、すぐに北海道に飛び、そこでも調査や収穫のために1ヶ月ほど滞在予定と大忙しですdash

ということで、次回はまたどこかの畑からご報告いたしますので、その日までhappy01paper

6.28(火)

群馬工場:第7回「宇宙を旅した大麦」収穫イベント

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今年は、歌手の中西圭三さんのご協力を得て、
東日本大震災チャリティライブ※」も同時開催しました。

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サッポロビールは、「宇宙での大麦(ビール用大麦)の生育」について研究している、
ロシア科学アカデミー生物医学研究所と岡山大学に対して、
実験で使用している大麦の種子を提供するなどの支援をしています。

2006年、国際宇宙ステーションに5ヶ月間滞在した
ビール用大麦品種「はるな二条」は、地球に戻ってきた後、
体験イベントとして、サッポロビール群馬工場に隣接する
バイオ研究開発部の試験圃場で毎年種子を播種し、収穫しています。
そして今年も、岡山大学宇宙博士の杉本先生の楽しいレクチャーで
イベントが始まりました。
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100名を超す、近隣の小学生の親子と、
今回は東日本大震災で被災されたご家族を招待しました。Img_2921_2
岡山大学の杉本先生 


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たのしいレクチャーの後は、みんなで収穫 ヨイしょ!! 抜けた!!

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これが「宇宙を旅した大麦」の子孫

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みんなで収穫を終えたら、いつもの「宇宙の麦茶」で乾杯!!
あーおいしい!!

そして、本日のメインイベント、みんなが楽しみにしていた歌手、
中西圭三さんの「東日本大震災チャリティーライブ」がスタート!!

中西さんは、岡山ご出身とのことで、岡山大学の杉本先生の
「宇宙を旅した大麦」を通じた教育への熱意と、
中西さんの「ぼよよん共和国」への想いがつながり、
中西さんにチャリティーライブをして頂くこととなりました。

「ぼよよん共和国」のfacebookは【こちら】 

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なんと、贅沢にも、アコスティクギター一本での貴重な
「Choo Choo TRAIN(チューチュー トレイン)」や
「ぼよよん行進曲」等、アンコールの2曲を含め、7曲も熱唱頂きました!!

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左から、歌手の中西さん、マネージャーの蒲原さん、
ギターリストの鈴木さん本当に、熱く、たのしいライブをありがとうございました!!

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最後には、参加頂いた方々より、募金をたくさんに頂きました。
お蔭様で、みなさまの温かいお気持ちが積もり、11万円もの募金が集まりました。
これは、被災された皆様のために、日本赤十字社へ寄付されていただきます。
本当にありがとうございました。

6.23(木)

旨さ長持ち麦芽の秘密に迫る!~大麦の育種“交配その1”

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こんにちは、バイオ研究開発部の時園です。

前回に引き続き、当社が取組んでいる「大麦の育種」についてお伝えしたいと思います。今回のテーマは“交配”ですが、その前に、もう少し大麦の種類についてお勉強をpencil

そもそも、なんで自社で「育種」をするのか。

いい大麦を見つけて買えばいいんじゃないの?普通の会社ならそうするのでしょう。

でも、サッポロビールは違います

私たちサッポロビールは、

1.乾杯をもっとおいしく!beerをモットーに

2.おいしいビールをもっとおいしくしたいと日々願い(-人-)

3.そのためには、よりよい品質の大麦が欲しいhappy02

4.だったら高品質で安全な大麦を自分たちでつくればいいんだpunch育種+協働契約栽培bud

という考えが、135年前の創業当時から引継がれている精神であり、それは大麦に限ったことではなくホップも同様です。

創業当時の原料のお話はこちらから⇒「サッポロビール物語」

その「育種」の最初のステップが“交配”です。

大麦は、自家受粉をしてしまう植物です。そのままにしておけば、勝手に実り、自分と同じような性質の子孫を何代も増やすことはできます。ただ、育種はよりよい品種を育てることですから、例えば、ビール品質の優れた品種と栽培しやすい品種(収量が高い、病気に強い、倒れ難いetc.)を掛け合わせて、より優秀な性質をもった“品種”をつくることからはじまるのです。

どんな性質や特徴を組み合わせるか、それを決めるのはブリーダーの重要な仕事のひとつです。どんな品種もはじめはゼロからスタートrunそれをひとつずつ“交配”によって特徴をもたせていき、最終的に「優秀な大麦」ができあがるんです。

では、どんな性質や特徴をもたせるのか、具体的な例を挙げてみますね。

“性質”、“特徴”と一口にいっても「目に見える特徴」と品質など「収穫して分析してはじめてわかる性質」などさまざまです。

例えば、大麦には二条大麦と六条大麦があります。下の写真は、二条大麦の「はるな二条」です。当社が1980年代に開発した品種ですが、その品質の高さから開発当時は“奇跡の麦”とも呼ばれていたんですよ。宇宙にも行った大麦はこの品種です。

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そして、こちら↓が六条大麦です。見た目からして全然違いますよねsign01

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日本で使用されるビール用大麦はほとんどが二条大麦です。六条大麦は「麦茶」や「麦ごはん」など食用にされることが多いのですが、北米やヨーロッパでは六条大麦からビールをつくることもあるんです。

ほかにも、目に見える特徴としては、稈(カン=茎)の長さや穂の大きさ、形などがあります。稈の長さは背丈を表しますが、生産者にとって育てやすいと好まれるのは、稈が短くて強い品種。現在の日本のビール大麦品種は、過去に栽培されていた品種と比較すると格段に稈の長さが短く、倒れ難くなっているんです。育種による成果の賜物ですgood例えば、品種によっては、こんなに違うんです↓その差は20cmぐらいeye

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そのため、各地域の担当ブリーダーがその地域にあった大麦を育種していくんです。

群馬のサッポロビールの試験圃場ではさまざまな地域の大麦が栽培されているので、顔がまったく違う大麦が育っています。なかにはこんなめずらしい色のものも・・・

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今回は、“交配”に先駆けて、いろいろな大麦があることを見ていただきました。次回は、その交配の現場にグイグイっと迫ってレポートいたしますので、お楽しみに

6. 1(水)

黒ラベルの旨さにせまる!~大麦の育種

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こんにちは、バイオ研究開発部の時園です。この春入社2年目をむかえ、未来の大麦育種家(ブリーダー)&フィールドマン目指して、ますますがんばっているところですsign03

去年8月、北海道での研修をレポートいたしましたが、少しは成長したところをお見せしたく、サッポロビールの“原料のこだわり”の原点である「大麦の品種開発=育種」について、これからお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、早速ですが、皆さん、“旨さ長持ち麦芽”を使用した「サッポロ生ビール黒ラベル」は飲んでいただいてますか?

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今年3月にクオリティアップupした「黒ラベル」“旨さ長持ち麦芽”(下の写真)を採用することで、できたて生ビールのうまさをさらに楽しめるようになりましたnote

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この“旨さ長持ち麦芽”は、私たちが10年かけて開発し、栽培を進めてきた新しい品種「CDC PolarStar」という名前の大麦の麦芽です。PolarStar(ポーラスター)とは、北極星のこと。そうです、当社のコーポレートマークのも、由来は北極星。この大麦が私たちにとってどんなに特別な大麦であるか、その名前からもおわかりいただけますでしょうかhappy01

下の写真は畑の中の「CDC PolarStar」。カナダで生育するビール用二条大麦らしい、大きな穂と粒が特徴です。

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「品種」というと、お米では“コシヒカリ”や“あきたこまち”などが有名ですね。ビール大麦にも同様にたくさんの品種があるのです。

では、「CDC PolarStar」という品種は、今までの大麦となにが違うのか・・・

普通の大麦はLOX(ロックス)というビールを劣化させる原因のひとつである成分(酵素)をもっているのですが、「CDC PolarStar」はLOXをもたない“LOXレス大麦”なのです。つまり、LOXがないため、この大麦の麦芽を使用したビールは劣化しにくいということになるわけです。

この“LOXレス大麦”は岡山大学にある1万点以上の大麦の中から発見されました。しかしながら、在来種といわれる昔からある品種のため、現代の機械化された栽培方法の畑では栽培しづらいという性質ももちあわせていました。

そこで、「LOXをもたず、栽培しやすい品種」になるように、2001年からカナダのサスカチュワン大学と協働で育種を開始したのです。2008年にはビール大麦としてカナダで品種登録され、育種開始から10年目の昨年、ようやく本格的な生産がはじまったわけですが、なんと、昨年はカナダ国内で作付面積が4位という快挙を達成notesたくさん収穫できたおかげで、今年から黒ラベル」に使用することができたわけですhappy02good下の写真は昨年8月、「CDC PolarStar」の生産者と畑の中で収穫前ミーティングをしている風景です。右から2人めが、北米の大麦担当の保木フィールドマン。保木さんはブリーダーでもあり、日頃、私がお世話になっている先輩のひとりですsign01

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最後になりますが、「育種」にはどんなイメージをおもちでしょうか。少し格好良く言うと「品種改良」とか「品種育成」という言葉になると思います。これから、実際に「育種」がどのように進められていくのか、その過程をレポートしていきます。

次回のテーマは、育種の第一歩、「交配」です。「交配」ってなに?って方も多いと思いますが、内容もわかりやすく、さらにビールがおいしくなるようbeerがんばって解説してまいりますので、引き続き、ご愛読くださいm(_ _)m

5.27(金)

群馬の大麦は間もなく収穫!でもその前に・・・

原料のこだわり

こんにちは、大麦担当フィールドマンの金谷です。

昨年の12月から群馬にある試験圃場から大麦の育成についてお伝えしていますbud

前回までのブログは、こちらから→種播き①種播き②麦踏(ムギフミ)

前回の発信から少し間があいてしまいましたが、11月上旬に播いた大麦は5月末に収穫をむかえようとしています。

2月のはじめに「麦踏」という作業についてお伝えしましたが、その後、私たちは作況調査を定期的に行ってきました。

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この写真↑は、3月下旬の大麦畑です。秋に播いた大麦はしっかりと根を張り、緑色も濃く茎や葉を茂らせています。まだこの頃は、穂は小さく茎の根元にやさしく包まれていて表には出てきてません。

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上の写真は、茎の高さがだいたい30cmぐらいでしょうか。このように茎立ちをする頃が春分にあたるため、農業関係者の間ではこの時期に行う調査を「春分調査」と言っています。

下の写真のように、草丈を測ったり、1株あたりの茎と葉の数を数えたり、幼穂の育成状況を観察し記録します。私たちの圃場では、12月から毎月月末と春分の頃にこのような調査を行い、今、大麦がどのような生育状況にあり、また例年と比べてどのような傾向があるか把握するように努めています。

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そして、草丈もグンと伸び穂も成長した“出穂”約2週間後から、穂が熟す“登熟期”にかけて行う調査を「立毛(タチゲ)調査」といい、稈(カン=茎)の長さ、穂の長さ、粒の数、不稔粒の数、単位面積あたりの穂数を調査します

この調査は品種候補として、特に農業特性の有望な系統について実施します。収量性を把握するために非常に重要な調査なのです。

一般の生産者は、長さや数を計測することはありませんが、だいたい同じような時期に畑の様子を観察し、病気や害虫の被害がでていないか、肥料を与えるべきかどうかなど気をつけて管理しています。

下の写真を見てください。畑はすっかり黄金色shine青々としていた大麦は、乾燥と共に穂が熟していきます。収穫は出穂から40~50日が一般的で、この圃場でもまさに今、そのタイミングをむかえようとしています。

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さて次回は、その収穫の様子をお伝えしますsign01

このまま雨が降らないといいんだが・・・sprinkle

4.21(木)

協働契約栽培の日豪生産者が埼玉で交流!

原料のこだわり

大麦担当フィールドマンの斉藤です。

私が担当するオーストラリアでは12月に大麦の収穫が終り、2月はちょうど一段落する時期。その合間を利用して、オーストラリアから大麦生産者のワグネクト一家が2月下旬に来日しました。

ワグネクトさんの畑があるサウスイーストは大麦栽培に適した場所で、南オーストラリアの中でも比較的干ばつの影響を受けにくいため、安定した生産が期待できる産地です。下の写真は2009年の収穫前に訪問したときのもの。写真右端がワグネクトさんで、真ん中が私です。

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ワグネクトさんは、当社が協働契約栽培をオーストラリアで展開した当初から参画いただいている方で、とても熱心な生産者の1人です。

今回、一家にとっては初めての日本。30℃を超すsunオーストラリアからそのままの服装t-shirtで来日されましたが、その日は東京も20℃を記録した日だったので、違和感はありませんでしたcoldsweats01下の写真は「ヱビスビール記念館」の前で記念撮影camera

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早速、大串チーフフィールドマンに館内を案内してもらい、

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もちろん、ヱビスビールも堪能していただきましたbeer

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実は、ワグネクトさんから来日前に「日本の協働契約栽培の現場を訪問したい」というリクエストをただいてましたので、日を改め、まず、埼玉県行田市にあるJA全農さいたまの大麦乾燥施設を見学させていただきました。

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大麦の受入システムや品質規格を紹介しながらディスカッション。驚くことに、ワグネクトさんの畑で収穫した大麦だけで、ここの施設の倉庫をいっぱいにできてしまうそうです。やはり海外の畑は規模が違いますねwobbly

そして、JAほくさい行田管内の生産者である新井さん宅を訪問して、日豪の協働契約栽培生産者の交流が実現しましたsign01下の写真、握手している左の方が新井さんです。

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お互いの取組みを写真を使って紹介しましたが、規模は違うものの、生産者を取り巻く環境や経営を安定させたいという思いはどの国も同じのようで、お2人も共感するところが多かったようです。

私もフィールドマンとして、こうした交流を発展させてなにか生み出すことができないかと、現場に立会いながら感慨深くなりました。

ワグネクトさんとは、オーストラリアで今月行なわれる収穫後の品質確認のミーティングの際、再会できる予定です。今回の交流会の先にあるものを、一緒に語りあう時間がとれたらと思っています。

余談ですが、「ヱビスビール記念館」には、フィールドマンと生産者をモチーフにした大麦畑があります(下の写真)。今度、皆さんが記念館に遊びにいらしたときに、探してみてくださいね。

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2.22(火)

ホップ栽培歴40年の匠、農林水産大臣賞受賞!

原料のこだわり

ホップのフィールドマン、須田です。

今日は、雪深い岩手県から、うれしいニュースをお伝えしますsnow

2011年2月4日、岩手県盛岡市で開催された岩手県特産物生産振興共進会のホップ部門で、私たちの協働契約栽培のパートナーのお1人である生産者の松田廣さんが最高賞の農林水産大臣賞を受賞されましたcrown

この賞は、2年に1度、ホップの収穫量、一等品率、農業経営(労働時間、生産費)などを総合し、ホップ生産における技術、経営が特に優れている農業従事者に与えられるものです。今回も84軒のホップ生産者がノミネートされるなか、松田さんが最高賞を受賞しました。

喜びはそれだけではありません。

実はこの最高賞、松田さんが所属し当社と49年来取組んできた岩手県北ホップ農業協同組合(下の写真)の生産者が6回連続受賞という快挙も同時に成し遂げられたのですsign03

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岩手県は国内最大のホップ産地でいくつもの農協がありますが、当社と協働契約栽培に取組んでいる農協は岩手県北ホップ農協だけ。12年間トップをキープしている優秀な生産者の皆さんと、こうして日々取組んでこれたことを私も誇りに思います。

下の写真は、昨年、同農協で収穫されたホップを使用した「東北ホップ100%黒ラベル」と一緒に少し照れながら微笑む松田さんです。

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『このビールは絶対に旨い。自分たちのつくったホップだけが使用されていて、とてもありがたい。今後も、「誇り」と「信念」をもち、ホップ生産を続けたい』と受賞の喜びを語ってくれました。

松田さんは、いつでも、どんな話でも真剣に耳を傾けてくれる、頼れるホップ生産者の1人です。

岩手県北ホップ農協との協働契約栽培では「小さいことでもいいから、No.1を目指すshineことを生産者の皆さんの目標にしていただいてましたので、この受賞は私にとっても今年最初のうれしい出来事となりましたhappy01

2. 7(月)

麦、踏みます!~群馬の大麦畑から

原料のこだわり

こんにちは、大麦のフィールドマン、金谷です。

前回からの続きで、関東では一般的な「秋播き大麦」の生育過程をお伝えしています。

下の写真は発芽から2週間の大麦です。この写真から芽吹きの力を感じませんかhappy01

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さて今日は、前回の最後にでてきた言葉、“麦踏(むぎふみ)”のお話です。

播種から約1ヶ月後、芽を出し、葉が2、3枚ついてきた時期budに大麦畑にローラーをかけて(下の写真)、文字通り、芽や葉を踏み潰すような作業を行ないます。回数としては、これから春先までに2~3回程度でしょうか。

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生産者の方たちは機械でローラーをかけますが、大昔は下の写真のように、足で少しずつ踏みつけておこなっていたものなんです(小刻みに横に方向に踏ならしながら進んでいきます)。

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足元はこんな感じfoot地下足袋もフィールドマンの必須アイテムですsign03

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せっかく出た芽や葉を踏むなんてどういうことsign02と思われるかもしれませんが、麦踏は秋播きの大麦の成長過程にとって重要な作業なんです。

麦踏の目的は2つscissors

ひとつは寒さに強くすること。もうひとつは、茎数を増やすことです。

では、麦踏にはなぜこのような効果があるのでしょうか。

大麦は踏まれることで、葉や茎にキズがつき、そのキズから水分が飛ぶsweat01ので葉や茎の汁液濃度が高まります。その濃度が高まることで耐寒性が強くなるといわれています。

また、キズつけられたことが刺激となり「分げつ」が促進される=茎数が増えるといわれているんです。冬場は霜柱が立ち、まだ根が浅い大麦は土から浮いてしまったり、放っておくと根が凍結してしまうこともありますので、「分げつ」を促進しつつ、土に押しつけてあげることで根張りがよくなる効果もあるのです。

麦踏は、大麦が強く元気に育つために必要であることがお解りいただけましたか?

この後、収穫までの育成段階にあわせて、草丈や葉や分げつの数などを数えたり、病気にかかっていないかなどの作柄調査を行ないます。

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上の写真は、次の調査段階までに成長した大麦です。秋播きだとちょうど春分の頃にこのぐらいの草丈になります。次回調査の様子も、こちらの「ほし日記」でお伝えしますので、またおつきあいください。

ではまたpaper

1.12(水)

群馬の大麦、元気に育ってます!

原料のこだわり

こんにちは。大麦のフィールドマン、金谷です。

早速、前回からの続きで、種播きの様子をお伝えします。

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一般にシーダーテープ(上の写真)は機械で播くことはできますが、私たちの圃場では細かい区画管理をしているため人の手で播くしかありません。

テープの両端を2人で持ち線に沿って置き、もう1人がテープがずれないように土をかけます。

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こうやってテープは番号がわかるように、丁寧に置かれます。

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ここは風が強い日が多く、そんな日はテープを置くだけでも大変typhoonそれに立ったり座ったりの繰り返しで、次の日はみんな筋肉痛になってしまうほどの重労働なんですsad毎年、手伝ってくれる他部署のメンバーたちには感謝しています。毎年ありがとうup

そして、改めて機械を使って土をかけていきdownwardleft

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最後はローラーで均します。ローラーをかけているのは、国産大麦担当フィールドマンの荒井さんですdownwardleft

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種播きだけで1週間。きれいに均された夕映えの畑(下の写真)はとってもキレイshine

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そして、播種から約2ヶ月。畑には発芽した大麦が緑色の葉をつけて元気に育っています。下の写真を見てくださいsign01きれいに並んでいるでしょうbud

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大麦は収穫をするまでお水をあげる必要はありません。通常は適当な降雨rainがありますのでそれで十分なんですね。ですが、これからの時期、大切な作業があります。

それは“麦踏(むぎふみ)”

「え、麦を踏んじゃうの?」とお思いでしょう。そうです、踏んじゃうのです。でも、ちゃんと理由があるんですよ。

この続きはまた次回にwink

12.29(水)

宇宙で乾杯?みなさんよいお年を!!

原料のこだわり

来年1月2日~3日の2日間限定で、
箱根駅伝の番組で企業CMが全国で放映されます。


今回のCMでは、「時間を遡る」を大きなテーマとし、
サッポロビールならではの歴史と、その先に描かれる未来への
取り組みを3つのバージョンで紹介します。
その一つ、「育種編」の中で、宇宙での取り組みを紹介します。

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宇宙における「食」の可能性を探るため、
2006年より、岡山大学資源植物科学研究所の杉本准教授
とロシア科学アカデミーで共同研究が行なわれています。

その中で、サッポロビールが自社開発した大麦品種「はるな二条」が、
国際宇宙ステーションに5か月間滞在し、その後、「宇宙の大麦」として、
杉本先生とサッポロビールの共同研究のもとさらに実験が進められ、
2009年には、宇宙を旅した大麦の子孫を100%使用のビール
サッポロ スペースバーレイ」を世界で初めて販売しました。

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箱根駅伝を見ながら、想いを宇宙に馳せてみるのはいかがですか?

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サッポロ スペースバーレイ

12.22(水)

開発中大麦は10万種類?試験圃場で種播き!

原料のこだわり

こんにちは、大麦担当のフィールドマン、金谷です。

前回のクイズ覚えてますか?この鳥の名前は・・・

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正解は「ムギマキ」といいます。(写真提供:Field Guide淡路島の野鳥

スズメの一種で、日本で見ることができる旅鳥です。寒い国と暖かい国の間を渡る途中に日本を通過するそうで、春と秋に訪れるのだそうです。日本では麦の種播きの頃に見られるから「ムギマキ」とよばれている説はあるようですねhappy01

さて、私は群馬県にあるバイオ研究開発部麦育種開発センターでビール大麦の品種開発に関わる研究をしています。

私たちにとって品種開発とは、おいしいビールづくりに適した特長をもち、かつ、生産者の方が育てやすい品種を開発することです。

ビールづくりに適した特長とは、例えば、泡持ちがよくなるための成分を多く有するもの。また、ビール醸造上に有効な特長をもつものを開発することももちろん大切ですが、それだけでなく、病気に強い、倒れ難い、収量が多いなど生産者にとって利点のある特長を持たせることも良質な大麦の条件になります。

前回、説明したとおり、関東の播種(はしゅ)は秋。

この試験圃場でも11月上旬に種播きをしました。

2ヘクタールある畑には、毎年、約10万種類もの開発中の大麦を播くんです。その中で有望な系統を選抜して翌年播く・・ビール大麦として品種登録される確立は10万分の1と言われていますので、この畑の中から1種類登録されればラッキーなぐらいhappy02sign03畑では1年に1回しか栽培できないので、新たな品種が生まれるまで、本当に気が遠くなるほどの年月を費やすのですcatface

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一般の生産者の方であれば、たいてい一品種だけを播くので、大型の機械でいっぺんに播くことができます。ところが、私たちは品種ごとの育成を1個体単位で観察する必要があるため、種を1粒ずつ間隔をあけて播かなくてはなりません。

畑を耕し、区画整理をして、野菜にも使われるシーダーテープに品種別の大麦を1粒ずつ約5cm間隔に入れてセットする・・・この準備期間を入れると播種には2~3ヶ月を要します。

またまた、クイズ。これdown、なんだと思います?

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糸をひいた納豆に見えますけど・・・coldsweats01

実は、これが、大麦の種が入ったシーダーテープです。水溶性だからそのまま土の中で分解されていく素材で、1粒ずつこうして縒ってあるんです。

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こうしたテープを区画ごとに番号をつけてロールに巻き取ります。番号は番地のようなもの。どの品種をどこに植えたかわかるように管理しているのです。それにしても、このテープを何km分つくったことかsweat01

やっとセットできたこの大麦の種たちをどうやって播いたか、続きはまたまた次回にsign01

12.16(木)

大麦の豆知識、雑学クイズに挑戦!

原料のこだわり

こんにちは、大麦担当フィールドマンの金谷です。

突然ですが、クイズですmobaq

俳句などの季語として「大麦」は、どの季節を表しているでしょうか。

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答えは初夏ですflair

「麦秋(ばくしゅう)」という言葉もありますが、麦を刈り入れる季節=初夏(5~6月)を意味します。秋ではないのです。

あれsign02と思った方はフィールドマンのブログをよく読んでいただいてる方ですねhappy01そう、今年8月13日にお知らせした「北半球の収穫速報」では、8月に大麦収穫の最盛期を迎えたことをお知らせしましたが、その頃は初夏ではありませんね。

では、初夏に刈り入れるという話はどこのことなのでしょうか。

ご存知の方も多いと思いますが、北海道以外の日本各地では、昔から稲を収穫した後で、大麦や小麦を育てる二毛作を行なっています。日本の暑さでは大麦の生育にも影響が出てしまうこと、また、盛夏や台風をむかえる前に収穫したいという意味合いもあり、秋に種播きをして、翌年の初夏に収穫する作付け体系が定着しています。

おそらく、昔の歌人たちは、初夏に黄金色に色づく麦畑を見ながら、一句詠んだのではないでしょうか。

麦畑の作業風景が唱歌で唄われたものがあったり、こうした大麦と季節との関わりをみると、昔から大麦と人々の生活には密接な関係があったことをうかがわせます。

世界的には、大麦は春に種播きをして、夏真っ盛りの時期に収穫する方が一般的です。特に、ビール大麦の主産地であるヨーロッパ、北米、国内では北海道など、夏は冷涼で冬が厳しい地域では、snow雪解けを待って春に播き、真夏に収穫期をむかえるのです。

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さて、私が所属するバイオ開発研究部麦育種開発センターは群馬県にありますが、ここには2ヘクタールの試験圃場(上の写真)があり、私たちも11月に開発中の大麦の種を播きました。

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上の写真は、そのときのひとコマです。詳しくは、次回、お伝えします。

最後にもうひとつクイズですmobaqこの鳥の名前(種類)はなんでしょうか?

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ヒント・・・次回ブログテーマに関係しますよsmile

正解は次回にsign03

12.15(水)

第5回宇宙大麦体験イベントを開催 

原料のこだわり

バイオ研究開発部の木原ですhappy01

11月6日(土)、群馬工場に隣接する大麦の試験圃場で
地元の小学生を招いて「宇宙大麦」の播種体験イベントを開催しましたbud

秋に種を播き、翌春に収穫する、2008年に始まった宇宙大麦体験イベントですが、
今回で、はや5回目となりますscissors

今回も20名を越える親子に参加いただきましたhappy02good

先ずは、毎回大好評の杉本准教授(岡山大学)による「宇宙教室」で、
国際宇宙ステーションでの植物実験について学びましたeye
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「重力が小さく宇宙放射線が飛び交う宇宙typhoon
地球と全く異なる環境の宇宙で植物を栽培し安全な食料を得ることは、
宇宙での生活に欠かすことのできないものなのです。」
と語る、杉本先生hotel

その後、大麦の実験温室を見学し・・・
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温室なので暖かいんですよ。

快晴の秋空の下、全員で宇宙を旅した大麦の子孫の種まきを行ないました。
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畑に大きな定規を置いて、等間隔に種をまいていきますdash

種まき後は、他での飲むことのできない「宇宙の麦茶」で乾杯shine

なんと今回は、世界で初めての炭酸入りの「宇宙の麦茶」?でした。

大きな声で「乾杯」の後、シュワシュワ感とともに、宇宙の味(?)を想像しながら、
味わってもらえたと思います。
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炭酸麦茶に興味津々up

そして、来春も、またみんなで収穫しますflair
とても楽しみですねhappy01note

11.10(水)

アメリカはホップの名産地!vol.2

原料のこだわり

ホップのフィールドマン、糸賀です。先週に引き続き、私が担当するのホップについてお伝えします。

アメリカがドイツと1位を争うほどのホップの産地であること、なかでも、ワシントン州のヤキマ渓谷が主産地であることは、先週お伝えしました。(vol.1はこちらから enter)

さて、今年5月、耕作前ミーティングで訪ねたヤキマでうれしいことがありましたhappy01

それは、1984年に当社が育成した品種「ソラチエース」に再会したことですnote

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1993年、私が初めてアメリカのホップ産地を訪問したときに、アメリカの研究者とホップの優良品種を交換することになり、そのとき「ソラチエース」の苗は渡米しましたairplane上の写真はソラチエース」の球花です。

この品種は爽やかな香りといくつもの苦味成分をもつアロマホップですが、複数の州の地ビールメーカーがその柑橘系の香りに注目。
数年前よりアメリカ全土で話題になりました。最近ではヨーロッパまで人気が拡大しているそうです。
今年の5月には広大な「SorachiAce」の畑を見せてもらいましたが、8月に訪れたときは、たわわに実った球花を目の当たりにしました。そして、いくつかの「SorachiAce」地ビールも試飲することができましたbeer5月と8月の畑の様子を見比べてみてください!

5月の畑↓

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8月の畑↓

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さらに驚いたことに、その生産者の方は日本の地ビールメーカーにもそのホップを販売しているというのです。当社が育成し渡米した苗が、アメリカの生産者によって栽培され、ホップ製品(原料)として日本に里帰りしていたことに感慨深いものがありました。

当社は、現在、上富良野で「ソラチエース」の娘の「フラノスペシャル」品種の協働契約栽培をしています。さらに、北海道のお客様向けには、地域・数量限定で「フラノスペシャル」の生ホップを仕込み、その草原のような香りを引き出した「サッポロクラシック'10富良野VINTAGE」が10月26日に発売されましたnew

今夜、皆さんがビールを飲むとき、まずは開栓したての缶やビンからこぼれてくる香りをかいでみてください。次に、グラスに注いでからの香りも。

どんなホップの香りが漂ってくるでしょう・・・confident

ビールの味わい方のひとつとして、是非、ホップの香りも意識して楽しんでみてください。

11. 4(木)

アメリカはホップの名産地!vol.1

原料のこだわり

こんにちは、ホップのフィールドマンの糸賀ですsign01エリアは、北海道(富良野)とアメリカを担当しています。

今日は、ドイツやチェコなどのヨーロッパに比べてあまり紹介されていないのホップについてお話します。

まずは、歴史からpaper

イギリスからの移住者がホップの苗を初めてアメリカに伝えたのが17世紀初頭。ニューヨークのマンハッタン島でも栽培され、19世紀にはニューヨークがホップの主産地となり、その後、西海岸の諸州に産地が移っていったと聞いています。

現在、アメリカのホップ生産量は3~4万トンで、実は生産量でドイツと世界1位を争っていますimpactさらに、ビールに必要な苦味物質である「α酸」の生産量ではずっと1位で、その苦味量で換算すると、世界のビールの40%以上はアメリカ産ということになります。

こんなにたくさんのホップをつくりながら、生産者数は全米でわずか50軒程度(ドイツは約3000軒)。1軒あたりのホップ生産面積はなんと300 ヘクタール以上で、日本全体の栽培面積約200ヘクタールを凌いでいます。ちなみに、日本のホップ生産者は全国で約300軒ですから、1軒あたりの広さの差はケタ違いです。下の写真はヤキマの畑です。この畑の反対側は遠すぎてよくわかりませんcoldsweats01

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彼らは、先進のホップ専用農業機械を使い、世界で最も効率的にホップを生産していることに誇りをもっています。

なかでも、ワインwine用のブドウや、各種フルーツの産地としても有名なワシントン州ヤキマ渓谷は、全米の7割以上を生産する主産地です。当社の協働契約栽培のパートナーも、そのヤキマ渓谷にいます。

こちらの写真はそのパートナーの1軒、カーペンターファミリーです。

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写真中央が私、写真むかって右側のトムさんはファミリーがアメリカに移住してから7代目ですが、1868年に、ニューヨークでホップを生産していた 4代目がヤキマ渓谷に最初にホップの苗を持ってきたそうです。そして、写真むかって左は8代目、トムさんの三男であるクレイグさん。

私が住む上富良野も大正末期からホップの栽培がはじまりましたが、もっともっと古い歴史があるんです。

今年、そんなヤキマでうれしい出会いがありました。

この続きは、次回。

9. 7(火)

未来のフィールドマン?上富良野の大地で感動!!

原料のこだわり

はじめまして、新入社員の時園ですsign01

私はこの春にサッポロビールに入社して、現在は、群馬にあるバイオ研究開発部で麦の育種budに携わりながら、世界の大麦畑をまたにかけるフィールドマンを目指して研修中ですchick

今年5月に群馬で大麦の収穫を体験しましが、北海道の大麦収穫期にあわせ、8月上旬から、上富良野にある同じ部の北海道原料研究センターに2週間行ってきました。(下の写真はセンターの原料倉庫です)

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見てくださいdownこの立派に育った大麦たちを!

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今年は成育期に気温が高い日が続いたり、収穫前に雨も多かったことから大麦やホップの育成にも少なからず影響がありました。生産者の方も「この天気の悪さにしてはよく育ったな」とおっしゃってました。downwardleftの写真は収穫風景です。

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今回の研修では、外国系統の大麦品種が北海道でちゃんと育つか試験をしている圃場で、育成調査も行ないました(下の写真、中央が自分です)。

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同じ品種でも、北海道と群馬では見た目からして全然違うんですwobblyいい勉強になりました。こうしたひとつひとつの作業から新しい品種が生まれ、いつか世界中で栽培されるようになり、おいしいbeerになる・・とってもやりがいのある仕事だと思ってますconfident

研修期間中の楽しみは、やっぱり仕事のあとのbeerbeerbeer

先輩フィールドマンだけではなく、上富良野在住のサッポロビールファンで構成する『サッポロビールホップ会』の皆さんとも交流をもつことができました。

ここ上富良野町では、大正末期から大麦とホップの契約栽培がはじまりました。現在でも、ビール主原料の両方を栽培している産地は世界でも少なく、日本においてはほかにありません。まさに日本の“ビール原料のふるさと”です。(下の写真は、協働契約栽培生産者の畑で育つ当社が開発したホップ、「リトルスター」です。)

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地元の方たちにサッポロビールが深く根付いていることを強く感じましたし、こうして応援してくださる皆さんの期待にも応えたいbearing

早く一人前のフィールドマンになって、「乾杯をもっとおいしく」するために“いい仕事”をしたいと、改めて決意した研修でしたclover

次回、このブログに登場するときは何人前になっているかsign02

とにかく、がんばりまsign04smile

8.13(金)

速報!北半球は収穫期~世界の産地から

原料のこだわり

こんにちは、チーフフィールドマンの大串です。

暑い日が続きますねsun

夏を迎えた北半球は、大麦やホップの収穫期です!

私たちフィールドマンも、北米や欧州、そして日本国内と世界に散らばりairplane、収穫前の育成調査や収穫作業で大忙しですdash

大麦やホップの育成や品質はもちろんですが、フィールドマンたちの安否も気がかりのひとつ。私は机の上に北米と欧州の時間をさすclockを置き、毎日、各フィールドマンから入る報告で健康と無事を確認しながら、各地の状況を把握しています。

世界的な異常気象typhoonによる作物への影響も懸念されていますが、私たちの協働契約栽培の畑がある国やエリアについても例外ではありません。無事、来年度の原料を調達できるよう、生産者とフィールドマンの協働作業が続いています。

さて、今日はそんな各地からの速報をお伝えします。

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upwardrightの写真は、北海道は富良野、7月末の大麦畑です。青々していた畑が黄金色に変わってきていますね。種を蒔く時期に雪が残っていたことで播種は遅れましたが、順調に育ちました。収穫期は例年より少し遅れ気味で、今、まさに収穫真っ最中です!

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upwardrightの写真も同じく北海道。上富良野町ホップ生産組合の畑にて、生産者の方たちと収穫前の調査中の風景です。生育は良好。このまま天候もよければ、8月の第4週には収穫が行なえるとのこと。

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そして、またまたupもホップ畑ですが、こちらは岩手県です。こちらも順調のようで、北海道より少し早く収穫がはじまりそうです。

そして今年も東北産ホップだけでつくった「黒ラベル」を東北6県で発売します。詳しくは「東北ホップ成長日記2010」をご覧ください。

次は海外からの報告。

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こちらupwardrightカナダ。協働契約栽培の畑は2つの州にまたがるので、フィールドマンの移動距離として大変なエリアのひとつです。

この写真は「PolarStar」というLOXレス大麦の畑です。今年から本格的な生産が始まりました。播種期や播種後の天候の影響で少し生育は遅れていますが、私たちが来年のビール製造に必要な分は十分に確保できそうです。

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こちらupwardrightドイツ・ハラタウ地方のアロマホップ。7月後半から8月にかけて冷たい雨が続いているようです。全体的に生育は遅れてますが、病虫害はなく、十分な雨のおかげで品質は期待できるとのことgood

最後にアメリカ。モンタナ州北西部の新しく協働契約栽培に取組む畑を紹介しましょう。

8月第1週の写真downwardleftですが、乾燥も進み、ここも収穫寸前です!

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大麦畑の上を走るものは、灌漑装置です。ここは乾燥地帯。ロッキー山脈の雪解け水をダムに貯めて灌漑に使用しているんだそうです。

この装置は半径数百メートルのアームが回転しながら水をまくもので、畑がアームの長さに合わせた円形になっています。あまりに広いので、地上からの写真ではお伝えしきれませんが、周辺にはたくさんの丸い畑があり、衛星写真などでも大麦の成長期には“緑の池”がところどころにあるように見えるらしいです。

まだまだほかの国もお伝えしたいところですが、今回はここまでsmilepaper

収穫が終わると、それぞれの品質確認があったり、そのうち南半球の収穫期を迎えたり・・・あぁ、忙しいsweat01

安全で高品質な原料を調達し、皆さんに安心しておいしくbeerを飲んでもらえるように、私たちの活動に終わりはありませんconfident

8. 4(水)

東北ホップ成長日記2010 酷暑です!

原料のこだわり

こんにちは、東北ホップ担当シニアフィールドマンの須田です。

日本列島、今年は記録的な暑さが続いていますね。sun

ホップは寒冷な気候を好みますし、ホップ担当フィールドマンである私も涼しい気候がすきなのですcoldsweats02

ただし、暑くて良いこともありますよね。例えばとってもビールbeerが美味しく感じることです。

仕事の後の冷たいビール。疲れた体と心を癒してくれますcatface

さて、今回もビールの魂といわれるのホップについて、畑の様子をレポートします。

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この時期、ホップ畑からは特有の香りがしはじめます。中でも、ホクトエースというホップは、ほのかに甘~い香りがします。お花tulipのような、フルーツcherryのような、ちょっぴり幸せlovelyな香りがするんです。

写真だと香りをお伝えできなくて非常に残念despairです。

ホップを見たことがない方のために、ホップについて、ほんの少しだけ、お勉強頂きますpencil

ホップはアサ科の多年生宿根植物。雌株に着く松かさのような形をした球花を乾燥し、ビール原料としています。

このホップを縦に割ると、黄色い粒が見えます。これがルプリンです。

ホップの学名 フムルス ルプルスが語源と思われます。言ってみれば、ホップのホップたる所以です。この中に、香りや味の成分を溜め込んでいるのです。

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収穫まで残り数週間となりました。今年は春先が寒く、ホップの生育も1週間程度遅れていましたが、6月以降は高温が続き、7月28日現在、生育状況は概ね良好です。花の揃いも良く、今年のホップも期待できそうです。

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8. 2(月)

これが日本のビール!~ドイツの『農業祭』

原料のこだわり

こんにちは、大麦のフィールドマン、高橋です。

に引き続き、で参加した農業祭“Field Day”を報告します。

ここはフランクフルトから南へ150km以上離れたクライヒガウ地方エッピンゲンにある「ライフエイゼン共同組合(日本でいう農協に近い組織)

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当社とは10年以上の交流がありますが、2004年、本格的に協働契約栽培に取り組みはじめる際、当社から最初にお声かけした優秀な産地であり、信頼できる協同組合なのですhappy01

彼らとよりよい大麦づくりのために一緒に取組んだ経験がもとになり、2006年1月に世界中の生産者と麦芽・ホップの100%協働契約栽培化を達成できたと言っても過言ではないでしょう。

今年、同組合の110周年を記念する式典が6月の農業祭において開催され、当社はその式典に招待されました。

式典では吹奏楽団の生演奏noteがあったり市長さんをはじめとする来賓挨拶などのセレモニーもありましたが、農業祭とあって、種子や飼料、農機などの展示は当然のことながら、会場中は小麦のドライフラワー(下写真)で飾られribbonお祝いムード。

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生産者の奥様たちがつくったcakeやアイスクリームの販売があったり、子供連れの方たちが楽しめるように、搾乳体験ができる牛taurusの等身大模型や、牧草でコースをつくったトラクター型のゴーカートmotorsports、農機をつかったサッカーゲームsoccerなど楽しい催しもたくさんありました。

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7.17(土)

フランスの大麦生産者と『農業祭』でお勉強

原料のこだわり

大麦のシニアフィールドマン、高橋です。

今年もフランス、ドイツと収穫前の調査のために産地を訪問しました。

ちょうどワールドカップsoccerの開催時期だったので、家や自動車に国旗を飾り、街中は自国を応援するムードで湧き上がっていましたsign03写真はドイツ・フランクフルト市内の市場のなかです。

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今年は少し早めの訪問でしたが、大麦畑では穂が出揃いはじめ、風になびくときれいな波ができます。これからの時期の大麦畑は写真映えするんですcamerashine

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6月、生産者の方は穂が出るまでのいろいろな作業を終えて、これからはいい天気sunが続くことを祈りながら、7月中旬からはじまる収穫期を待つわけですが、そんなつかの間の休息期間も、遊んでいるわけではありません。農協や機械 メーカーなどが主催する農業祭“Field Day”に参加し、新品種や新しい機械、栽培技術の情報収集など熱心に勉強pencilをしています。

今回は、協働契約栽培の畑を訪問する合間に、生産者と一緒に参加したフランスとドイツの農業祭をご紹介します。

第1回目は、フランス編。SCARA農協主催の農業祭をお伝えします。

シャンパンで有名なシャンパーニュ地方も、実は大麦の産地sign01  パリの南東約130kmにあるトロア近郊でSCARA農協の農業祭は開催されました。

会場は畑が中心ですが、大麦だけでなく、小麦(下記写真は小麦畑)、カノーラ(菜種)などの新品種が試験栽培されていて、生産者は実際にその圃場で品種の育成を見ながら説明を聴きます。

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よいビール大麦をつくるには、品種選びも重要なポイントになります。

肥料や土壌に対する反応は品種ごとに異なりますので、高品質のビール大麦をつくるためにはその地方に合ったいい品種を選ぶことが大切。同じ品種をつくり続けていれば、生産者も作業的には楽なのですが、品種は年々進化していますので、さらにいい品質の大麦をつくるために、新しい品種にチャレンジします。生産者にとって、それは、とっても勇気のいること。だから、皆さん真剣に新しい品種について勉強するのです。

ランチは畑の横にある倉庫内でBBQパーティrestaurantこれも、大切な情報交換の場ですdelicious

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次回はドイツ篇、110周年を迎えたある農協の農業祭をリポートしますkaraoke

6.30(水)

チェコホップの危機を救ったフィールドマン

原料のこだわり

こんにちは、ホップのシニアフィールドマンの須田eyeglassです。

今日は、ホップの名産地、チェコのお話です。

Photo_2_2私事で恐縮ですが、学生時代school、ホップの病気診断技術について研究をしていました。
その頃、サッポロビールが世界有数のホップの産地であるチェコにおいて、ウィルス感染のない(ウイルスフリー)苗を育てる技術を確立し、病気に侵され産地崩壊の危機bearingにあったチェコ産ホップを救おうとしていることを知りました。
それが1991年のこと。
私はそのエピソードが一つのきっかけで、この会社に入社を希望しましたconfident

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入社後、その技術指導をしたのが、サッポロビールのフィールドマンの原型であるホップの研究者だったことを知りました。

今では、その先人たちのスピリッツを引継ぎgood、日本とヨーロッパを担当するホップのフィールドマンとして汗を流していますsweat01

その後も、当社はさらなるチェコ産ホップへの貢献を目指し、1994年、チェコのホップ商社などとウィルスフリー苗を販売する合弁会社V.F.Humulus(VFフムルス)社を設立。
今でも、世界のビールメーカーでは唯一、チェコのホップ生産者のために事業を行っているんです。
今年も5月末にチェコ ザーツ市でV.F.Humulus社で株主総会が行われ、出席してきました。

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ザーツ産のファインアロマホップは生産性が低い品種なのですが、収量の向上upと安定した供給、さらなる品質向上shineに向けて、今、新たな研究をV.F.Humulus社とはじめようとしています。
その成果は・・・またこのブログでご紹介できたらと思います。

最後にマメ知識をひとつsmilePhoto_5

「ザーツ」とは、
実はドイツ語。
チェコ語では、
「ZATEC=ジャテツ」と発音します。

それではまた、Na shledanoupaper(チェコ語で「さよなら」)

6.10(木)

東北ホップ成長日記2010始まります!

原料のこだわり
本年、はじめましてpaper
 
サッポロビール 東北ホップ担当フィールドマンの須田です。 
5月29日までは中欧のチェコにホップを見に行って来ました。   

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チェコはピルスナービール発祥の地sign01ビールbeerが本当に美味しかったです。 
帰国後、しばらくぶりに岩手県産ホップを見てみると、随分と成長してますね。 201063_3_2 
チェコと比べると、日本のホップ畑には別の美しさを感じます。 
その違いは、ホップの育ち具合がしっかりと揃っていたり、全てが見た目にも美しいことです。 
201063_2

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5.28(金)

今年も東北ホップ頑張ってます!

原料のこだわり

みなさんはじめまして。”杜ぞう”のたすきを受けた”吉ころ”ですhappy01

あれ、どこかで聞いたような・・・sweat02

今日は”東北ホップ成長日記2010”のスタートを前に、ホップ畑の近況をちょこっとお知らせしちゃいます。

今年は全国的に春がちょっと遅かったsnowですよね。

もともと冷涼な気候がすきなホップも、さすがに目ざめが遅かったsleepyようで、5月の中旬でもこのような成長具合でした。

2010518sw_5

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5.18(火)

2年ぶり、ドイツに帰郷した金メダル

原料のこだわり

欧州ホップ担当フィールドマンの鯉江です。

この写真は、ちょうど2年前の5月。
ドイツ連邦栄誉賞金賞」を受賞したときのものですsign011 
この賞は、当社の「協働契約栽培」の取組みが高く評価され、ドイツ国外の醸造メーカーでは初受賞という快挙shineshineshine
ビールの本場ドイツからこのような賞をいただけたことは、私たちにとっても大変名誉fujiなことです。

これは、当社だけが表彰されたわけではありません。
大麦とホップの生産者happy01原料を加工する会社happy01それを供給するサプライヤーhappy01などなど、原料づくりに関わるみなさまと、密な協働関係が評価されたのですから、全員が受賞したということになります。

そこで、本物の金メダルをドイツのホップ生産者にも見ていただこうと、普段は九州日田工場に展示しているメダルですが、今年3月、ドイツに持参。
ホップの耕作前ミーティングで会った、ドイツの生産者のみなさんに改めて、
おめでとう、そして、ありがとうsign03」の気持ちを伝えました。
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ご覧になったみなさんには喜んでいただけたようです。
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ちょうどオリンピック開催時期だったこともあり、気分はメダリストですsign02

耕作前ミーティングは、一体何をするのかというと・・・前年収穫したホップの品質評価、育成管理状況について我々がフィードバックした上で、今年の栽培について話し合います。
また、前年の優秀生産者については、当社から表彰を行っており、今回は90名中5名の生産者に表彰状を授与いたしました。
1_3   

どんなところを評価しているのか、表彰状をお渡しする際にはコメントをしていますが、みなさん、大きなリアクションhappy01   私のコメントにウンウンと大きくうなずきgood、他の生産者がどんな評価を受けているのか興味津々eye非常に関心を持って聞いてくださってました。

なかでも、「今年こそは賞状をもらうぞ!」と意気込む方がいらっしゃって、大変うれしいupことです。

ドイツの耕作前ミーティングではヱビスビールをみなさんに振舞います。
なぜなら、ヱビスにはドイツ・バイエルン州ハラタウの生産者がつくったアロマホップが使われているから。

『このビールのために、今年も、いいホップをつくろうぜ!』とヱビスで乾杯してきましたsign01

5.14(金)

宇宙ホップとは?

原料のこだわり

こんにちは。ニンニンです。

テレビや新聞の報道で、宇宙ホップなどのことが話題になっていましたが、
ここで改めて「宇宙ホップ」って何?の疑問にお答えしますね。

宇宙ホップとは、2009年8月29日(土)に、スペースシャトルで打ち上げられ、
宇宙に滞在したサッポロビールで開発したホップ種子のことです。
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株式会社リバネスさんが主催し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって
採択された「第二回宇宙教育プロジェクト」の一環として実現したものです。


帰還後のホップは、北海道にあるサッポロビールの研究センターで分析や
試験をしたり、教育活動にも活用していきます。


サッポロビールでは、既に当社開発のビール用大麦「はるな二条」が2006年に
宇宙を旅しました。その子孫によって、2009年世界で初めてのビール
サッポロ スペースバーレイ」を発売しました。
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今回のホップの打ち上げによって、大麦も、ホップも宇宙帰りの子孫という
「宇宙のビールbeer」を製造するなんていう夢も広がりますscissors


このような取り組みができるのは、世界で唯一大麦とホップ両方の
育種・研究機関school」を持ち、創業以来130年以上に渡って培ってきた
原料へのこだわりshine」があるからこそ!
その結果、協働契約栽培や、ビールの鮮度を飛躍的に長持ちさせられる
LOXレス大麦」の開発などが実現し、サッポロビールのおいしい商品づくりに
大きく貢献していますsign03

これからもサッポロビールの「原料へのこだわり」から生まれる新しい取り組みを
楽しみにしていてくださいgood


ホップの到着を楽しみに待っていますheart04

5.11(火)

安曇野池田ぶどう園 開園

原料のこだわり

4月28日(水)、当社の新ぶどう園となる
安曇野池田ぶどう園」(敷地面積12ha)の開園式が行われました。

ここからも、サッポロの日本プレミアムワイン「グランポレール」の
原料づくりがはじまります。

前日は雨・・・しかし当日は北アルプスの稜線がくっきりと
見渡せるほどの見事な青空が。幸先いいぞ!
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長野県北安曇郡池田町
「サッポロ安曇野池田ヴィンヤード㈱」が管理するぶどう園。

開園式では、マスコミの注目も高く
多くの記者さん、カメラさんが来られました。
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開園式

地元関係者の皆さんとともに開会式が始まり
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左から 小須田北安曇地方事務所長
     サッポロワイン 社長 兼
       兼 サッポロ安曇野池田ヴィンヤード社長の大道
     勝山池田町長
     宮澤長野県議会議員

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5. 7(金)

「スペースバーレイ」売上金を寄付させて頂きました

原料のこだわり

こんにちは。にんにんです。

サッポロビールが昨年発表した、宇宙を旅した大麦のビール
スペースバーレイ」ってご存知ですか?
この「☆日記」でもご紹介したのですが、限定250セット、6本セットで1万円!
という高額にも関わらず、約3,000件もの応募をいただきました。

サッポロビールが長年培った『原料へのこだわり』の結晶ともいえるこの商品は、
もう一つ重要な意味を持っています。
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それは、、、

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4.26(月)

新入社員、“麦の穂”と“春風”を感じて

原料のこだわり

シニアフィールドマンの福嶋です。

わが社にも、4月1日に新入社員が入社ました。
今年は例年になく女性が多いのですが、とにかくみんな元気upが良すぎるぐらいパワーがありますimpact

その新入社員の研修には、当社の原料へのこだわりを実感してもらうという目的で、毎年、「協働契約栽培」の現場体験footがあります。

今年も4月の中旬、埼玉県行田市にある協働契約栽培の大麦畑や「JAほくさい」の原料集荷施設の見学に、元気な新入社員42名を引き連れて行ってきましたtrain

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当日は、空は澄んで晴れ渡りsun、日光、赤城、上越国境に浅間や秩父と三方に山々が見え、とても鮮やかな景色でしたsign01
お世話になった生産者・石井さんの畑では、大麦の生育は順調sign03
その景色のなかで、緑が映え、ときおり吹く風に穂先の毛(芒;のぎ)がなびいて、とても気持ちよい日でしたnotesnotesnotesnotes

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実は、前日は雨rain
畑の周辺はぬかるんでいて、おかげでみんなの靴shoeは泥だらけでしたが、協働契約栽培の畑は水捌けがよく、ちゃんと管理されていました。さすがです。

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この小さい方の穂は、「幼穂(ようすい)」。
麦の穂の赤ちゃんです。
新入社員たちは石井さんの話を熱心heart01に聴き入り、この貴重な「幼穂」も見せてもらい、大感激!

さらには、石井さんのこの畑では、サッポロビールが独自に育成した品種の「彩の星」を栽培していますshineまだ醸造試験中で、私たちも1日も早く、この麦を使ったビールがつくれる日を楽しみにしているところですnew

この日、初めて大麦を見た新入社員に感想を聞いてみると、
「1粒1粒に生産者の方たちの想いが詰まっていることを感じましたsign03と感動していた様子。
ビール原料って、こんなにいろんな人たちの想いがこもっていることを感じ取ってもらえたのなら、今日の研修は価値がありました。
きっと、研修後の乾杯beerも、ひときわ美味しかったはずですhappy01

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GWも目前に迫り、新入社員研修は終了へrock  
全国に配属され始めましたrun

生産者の方たちから受け取ったバトンmotorsportsを、今度はお客様にビールの美味しさに変えてお届けできるよう、活躍するときはすぐそこまで来ています!

4.15(木)

麦芽よ!新たな出会いが待っている!

原料のこだわり

ようやく発芽工程が終わった「緑麦芽」sign01
次はどこへmobaq

ビール原料の「麦芽」をつくる工程「製麦」について、お伝えしている最終回です。
           1回目はこちら→ビールの魂〝麦芽〟は、こうして作られる
     2回目はこちら→そもそもビールって、どうやって作られる?
           3回目はこちら→生きてる大麦

発芽工程が終了した「緑麦芽」は、お隣の建物、「焙燥」工程へsoonと進みます。
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ここでの目的は、
one=「緑麦芽」の成長を止め、長期保存ができるように水分を低下させること。
two=ビール独特の色や、麦芽由来の香りをつけること、です。

「緑麦芽」内にできた酵素が働きを失わないように、温度は徐々に上げてupいきますup
第1段階では、50~60℃upで「乾燥」を、第2段階では、さらに85℃up前後まで上げて焙じていきます。
熱風と湿度でまるでミストサウナのように蒸し暑い部屋の中で2日間かけて香ばしい「麦芽」へとなっていくのです。

最後は、「除根」hairsalon
伸びた根には、ビールにとっては必要ない苦味成分が含まれていますので、根を取り除きます。
「麦芽」の水分は約4%と乾燥しているので、粒をすりあわせるだけでポロポロと簡単に取れてしまいます。
ちなみに、取り除いた根だって、使いますrecycle  ゴミには、させませんrecycle
実は、工場から排出されるモルトフィードに混ぜられて、牛のエサになります。

そして、「麦芽」はサイロへとまた運ばれ、工場への出荷を待つのです。

工場では、ホップや酵母など、新たな出会いが待っている麦芽flair
ビールへの道は、まだ始まったばかりなんですねdash

sign04 sign04 sign04 sign04 sign04 4回に渡って、お伝えした製麦工程。
ここまでお読みになってくださったみなさま、どうもありがとうございます!

我々、群馬工場 製麦センターでは、主に国産大麦の製麦を行っています。国内の生産者の方が、大切につくってくださった安全で品質高い大麦を、さらにおいしいビール原料にするための責任があります。
麦一粒一粒に思いを込めて、私たちも取組んでいます。

群馬県太田市にある群馬工場から、シニアフィールドマン 兼 製麦センター長の川原がお伝えしました。

4. 5(月)

生きてる大麦 

原料のこだわり

さー、今回は、いよいよ芽がでるfour「発芽」の解説です。

ビール原料の「麦芽」をつくる工程「製麦」について、お伝えしている3回目です。

     1回目はこちら→ビールの魂〝麦芽〟は、こうして作られる
     2回目はこちら→そもそもビールって、どうやって作られる?

発芽の準備が整った大麦は、浸麦タンクの底に吸い込まれるように発芽室へと運ばれていきます。

[吸麦中の浸麦タンク]          [空っぽの発芽室]       _  __2 

    [発芽室の中に運ばれ、表面を均されているところ] 
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発芽室いっぱいに大麦が均等の高さになるように整えながら約2時間、浸麦タンク2つ分の大麦が1部屋に運ばれます。ここから5~6日かけて、ゆっくり・じっくり発芽をさせていきます。
このときも重要なのは、適度な水分温度通気の管理になります。

大麦はまだまだ生きてますから、呼吸dashを続けています。

呼吸することで発生する炭酸ガスや熱がこもらないように、また、全体が均質に発芽をするように、何度か機械で攪拌を行います。
品種や麦芽の規格によって異なりますが、発芽室の温度は12~20℃で涼しさpenguinをキープします。

[発芽中の発芽室]                
2


発芽中、芽は皮の中で伸びていますが、根はみるみると伸びていきますgood

写真を見てくださいsign03  根がまっすぐ元気updownに伸びてますね。

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3.29(月)

そもそもビールって、どうやって作られる?

原料のこだわり

ビール原料の「麦芽」をつくる工程「製麦」について、 群馬県太田市にある群馬工場から、シニアフィールドマン 兼 製麦センター長である、私、川原がお伝えしています。

     前回はこちら→ビールの魂〝麦芽〟は、こうして作られる

まず、そもそもビールはどうやって作られるのでしょうか。。。
その仕組みを簡単に説明しますと・・・
      麦芽でつくった麦汁の中にある糖を、酵母が食べると、
      アルコール発酵(炭酸ガスとアルコールに分解)がおきます。

それが、Photo_14 ビールです

でも、聞きなれない言葉がでてきますね。もう少し解説します。

なぜ、大麦を麦芽にしなければならないのか?

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3.12(金)

ビールの魂〝麦芽〟は、こうして作られる

原料のこだわり

みなさん、こんにちは。北米担当・シニアフィールドマンの川原です。
実は私、フィールドマンとは別の顔moon3がありまして、普段はバイオ研究開発部 製麦センターのセンター長を務めています。

製麦センターでは、ビール原料の「麦芽(大麦を発芽させたもの;読み方=“ばくが”)」を製造したり、 そのために必要な技術開発をおこなっています。

今日は、畑から少し離れまして、「麦芽」をつくる工程、“製麦”について、お伝えします。

まず、第1回目は工場の紹介。

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ここは、群馬県太田市にあるサッポロビールの製麦工場です。
稼動開始は1992年4月。
麦芽の製造能力では日本最大の工場fujiなんです。
写真左から「浸麦・発芽棟」→「焙燥棟」→「原料サイロ」と並んでいます。

この工場では、主に国産大麦の製麦を行っています。
昨年収穫された大麦は、湿気を避けて大切に保管され、冬snow~春cherryblossomにかけた涼しい時期を狙って製麦します。
北海道生搾りみがき麦」に使用されている北海道産の大麦「りょうふう」は、この工場で製麦しているんですよ。

原料サイロは56本。
大麦や麦芽がたくさんつまっていて、ビールの製造に使用するその日を、静かに待ちますnote

製麦の主な工程は、まず「浸麦」といって大麦を洗浄したり、発芽に必要な水分供給をする工程があります。
次に、「発芽sign01  まさに、大麦が麦芽に変わっていく工程です。
その後が、「焙燥sign01麦芽を乾燥させ、色や香ばしさをつけるため麦芽を焙じる工程へと続いていきます。

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むかって右が「浸麦・発芽棟」、通路を挟み左が「焙燥棟」ですね。

一見、ただのコンクリートのビルbuildingのように見えますが、「浸麦・発芽棟」の最上階には、45tの大麦が入る浸麦用タンクがfour基もあります。
そして、下の階に、一室あたり 収容能力90tの円形状の「発芽室」があります。

「浸麦・発芽棟」の壁が丸いですよね? 
それは、円形状をしている「発芽室」の外壁にあたるからなんです。

さて、その「発芽室」の中をご覧いただくと・・・downwardleft downwardleftdownwardleft
1_3   
浸麦が済んだ大麦は、この部屋の中で、ゆっくりと発芽させます。

最近では世界的に、製麦工場の「発芽室」はfour室がほとんど。(発芽日数が、4日間が主流ということです)
でも当社は、品質を重視して、低温で、じっくり時間をかけて発芽させるため、あえてsix室を所有しています。(5~6日間にわたって発芽させます)

最後に、ここが、中央コントロール室。
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「浸麦」から「焙燥」まで、製麦は、すべて自動sign01
全工程を24時間、このシステムpcが管理しているんです。
このパソコンひとつで、大麦がこの建物の中を行きupdown交ってleftrightいるなんて、外観からは想像できないですよねsmile

次回は、製麦工程について詳しくお伝えします。

3. 1(月)

ドイツの生産者さん、網走で大感動!

原料のこだわり

欧州担当シニアフィールドマンの高橋です。
今回は、流氷が接岸した網走からレポートしますsnow Photo

2月上旬、ドイツから、協働契約栽培の麦芽サプライヤーと 大麦生産者の方々、計12名が来日しましたsign03

来日の目的は、東京での契約の調印式がメインではありますが、その後、北海道網走へ移動。
当社の国内のパートナーである 北海道ビール大麦耕作組合連合会とJAオホーツク網走農協を訪問し、日独意見交換cameraを実施しました。

しかも、協働契約栽培の生産者同士で技術国際交流を図るのは、今回が初めてnew
他でも滅多にない貴重な機会に、地元の新聞でも報道されましたkaraoke
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/214884.html

なぜ、ドイツの方がはるばる網走にsign02とお思いですよね。
実は、今回来日した生産者の地域では、大麦だけでなく、小麦、ビートなどを輪作栽培していて、北海道と同じような農業体制impact ドイツ側のたっての希望shineで、日本の協働契約栽培をリードする北海道の大麦生産者さんとの交流会が実現したというわけです。

〝カントリーエレベーター〟という麦類の乾燥調製貯蔵施設を視察したり、
意見交換会の席では、栽培方法などの技術的なからことから後継者問題にいたるまで、予定の時間をオーバーするほど積極的に討議が行われました。
今回同行して感じたことは、日本の生産者さんも ドイツの生産者さんも、当社へ「高品質原料を提供したいsign01」との思いは同じなんだということsign03
私もフィールドマンとして皆さんの意気を受け止め、協働契約栽培をさらに進化させたいと決意を新たにしました。

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最後には「次回は、ドイツでgood」と、再会を誓って、解散となりました。

網走を後にした一行trainは、札幌の「サッポロビール博物館」を見学happy01
日本のビール文化やサッポロビールの歴史についても触れていただきました。
なかでも協働契約栽培のPRコーナーで、説明ビデオに来日メンバー自身が登場したときには、一同、爆笑の渦typhoonとなりました!
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こうした交流会は初めてでしたが、私自身にとってもいい経験でした。
国内外の生産者同士が有意義なコミュニケーションpaperをとることができたのも、同じ目的の下、協働契約栽培に取組む仲間だからこそだと思いますsign03
フィールドマンとして、これからもこうした機会のお手伝いもしていきたいものです。

2.17(水)

どちらが、大麦?小麦?ドイツ(2)

原料のこだわり

チーフフィールドマンの大串が、ドイツからのレポート2回目(→前回分)をお伝えします。

1月末に、ドイツ・ハイデルスハイムにあるドゥルスト社の製麦工場に行ってきましたhappy01
ちょうど、サッポロビールの協働契約栽培の麦芽をコンテナpouchに積み込んでいるところに遭遇。
この後、船shipで日本まで運ばれます。

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この製麦工場では、大麦と小麦を扱っていますsign01
まもなく発売される「シルクヱビス」(発売日=2010年2月24日)に使われている小麦麦芽も、 この工場で製麦されましたsign03

さて、どっちが小麦の麦芽でしょうか。
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正解は・・・

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2.12(金)

部屋も、椅子もリサイクル!ドイツより

原料のこだわり

チーフフィールドマンの大串が、ドイツから2回に分けてレポートします。

1月の終わり。
今年のサッポロビールの取組み方針をお伝えし討議する「播種前ミーティング」のため、ドイツを訪れましたsign01
ニュースで報じられていたとおり、寒波の影響で凍えるような寒さshineでしたよ。(朝はマイナス10度)

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実は、私自身、播種前ミーティングのための出張は久しぶり。
緊張sweat01もありましたが、サプライヤーや生産者の皆さんととっても有意義な話し合いができました。
積極的なご提案goodを受けることもあり、協働契約栽培に取組む皆さんの農薬の管理やいい大麦を育てるための意識の高さに、涙が出るほど感激しましたsign03

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ドイツの麦芽サプライヤーの1つ、ドゥルスト社のミーティングが行われたココ会場は、なんと以前は“発芽室”flair
発芽室とは、大麦から麦芽を つくる工程で、大麦を発芽させるための部屋。
要は、部屋ごとリサイクルrecycleというわけです。

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椅子だって、リサイクルrecycle
昔使用していた木の樽をリサイクルした、こんな席から熱心に私の話を聴いてくださる生産者もいらっしゃいました。お風呂spaではありません(笑)

そして、もうひとつのサプライヤー、ライン・マイン・マルツ社のミーティングでの記念撮影。
参加された生産者であるシュメーカルさん(向かって左から2番目)は、オーバーフランケンエリアのビール麦協会から「 No.1生産者として表彰された」と、報告をもらいましたsign03
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昨年、収穫された大麦の安全性とその品質の高さが認められての受賞ですから、私たちにとっても誇らしいことです。
シュメーカルさんの右手には、賞品のビヤマグが・・・
そして、乾杯は、日本から手配したヱビスビールbeerです。

この時期のミーティングでは、生産者の方に「このような味わいのビールをつくるために、あなたの大麦が必要なんだsign01ということを実際に飲んで、理解していただく大切な機会でもあるんですよ。

さて、今回の出張では、ハイデルスハイムにあるドゥルスト社の製麦工場を視察memoすることができました。
そこで、クロイハー技術部長に小麦の製麦についてお話を聞くことができましたので、 続きは次回karaokeお伝えします。

1.27(水)

羊が、ホップ畑を散歩!?

原料のこだわり

今回は、ニュージーランドのおもしろい、ホップ栽培方法を、フィールドマン稲葉がお伝えします。

ニュージーランドの1月は平均気温が18度。
暖かい日は日中30度sunになることもあるんですよ。
雨が乏しいため、スプリンクラーで水分を十分に補給しなくてはなりませんが、豊富な日照時間によってホップはぐんぐんup成長してやがて開花期を迎えます。

それでは、知って納得!おもしろ栽培方法をご紹介。

おもしろ栽培方法clip①!
この時期はダニが発生しやすく、「目には目を!punch」ではありませんが、ホップにつくダニには、そのダニを食べてくれるダニを放つのです。これにより、ホップの敵となるダニの被害を防ぎます。
つまり、殺虫剤や殺菌剤の使用を低減させる工夫のひとつなんです。

おもしろ栽培方法clip②!
Nz
ariesがいるのがわかりますか?
ただの散歩noteではありませんよ。

羊たちは、しっかりお仕事をしてくれているのですdash

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12.29(火)

“自然の冷蔵庫”が大活躍!デンマーク

原料のこだわり

今回は、欧州の大麦担当フィールドマン七森がデンマークを初リポートしますpen

デンマークは、先日の環境サミットCOP15の開催国となるなど、環境に対する意識の高い国のひとつです。いたるところに風力発電の風車が立ち並び、自転車も使用しやすい社会づくりが進んでいますbicycle
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前回は7月に訪問。
今回は7月下旬~8月上旬に収穫された大麦の品質をチェックし、よりよい品質のものを購入するために、11月に訪問してきましたairplane
平年を上回る豊作でひとまず安心sign01
粒も大きく品質も上々ですgood
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実は、昔、お城dramaだったところに、協働契約栽培生産者の オフィスがあります。そして、これが倉庫の入口sign03
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どんどん進んでいくと・・・麦の山fuji!!
1   
今年収穫されたばかりの大麦が眠っています。
この大麦からは、ざっと大ビンで1千万本以上ものビールを造ることができますimpact 

さて、大麦の保管にとって、最大の敵は“高温”と「コクゾウムシ」などの大麦を食べてしまう“虫”です。

デンマークは、伝統的な倉庫が多く、おいしいビールをつくる為に大麦のことを考えた工夫clipがたくさん施されています。

この空気穴も、工夫のひとつ!
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山盛りの大麦の下には、管がたくさん走っています。
直径50センチほどの空気の通り抜けられる穴が張り巡らされていて、
snowが降りる朝の、冷たい外気dashを麦の中に送り込んでいます。

こうすることで、大麦の温度が下がり、大麦の呼吸によって生じる品質変化が抑えられます。
そしてこの低温環境では、害虫もつきにくくなるので、一石二鳥sign01 
この倉庫はまさに自然の冷蔵庫snowなんですねhappy01

昔からの知恵を活かした倉庫の大麦にやさしい保管方法をご紹介しました。

12.16(水)

オーストラリアは、畑もトラクターもBIG!

原料のこだわり

南半球では、大麦の収穫は11月~12月。
フィールドマンの任務として、ビールの原料となる大麦の収穫前に生育状況を確認するため、10月下旬、初夏sunのオーストラリアへ行ってきました。

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10月20日PM。
ニューサウスウエールズ州Coleamballyの大麦畑です。
穂の高さに目線をあわせ、生産者さん自慢の大麦の出来を一緒に観察しているところです。
穂が大きく、粒も十分に熟し、大きさも揃っていて、生育が非常に良好なので、とても安心しました。

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こちらは、小麦。
ヴィクトリア州に移動して、Birchipという産地の小麦畑です。
株を畑から抜き取って、根の張り具合や、茎の数(どれだけ1株に穂がついているか)をチェックしています。
この辺は、今年は旱魃(かんばつ)だというのにわりと根がしっかり張っていて、ちゃんと生育していました。さすが、実績ある生産者さんです。


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オーストラリアは畑もBIGですが、トラクターもBIGですヨ。
写真には写っていませんが、この後ろに種を播く装置を取り付けて、グイグイと畑の中を引っ張って走りますrun
土にやさしい栽培方法を取り入れていて、土を耕さず、以前に刈り取った作物の後に、直接種を播くので、このような馬力のある超大型トラクターが必要になります。

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こちらはコンバイン。
小さな家houseほどの大きさがありますsign03
これで大麦を飲み込みながら、バリカンのように収穫して行きます。


帰国して1ヶ月たちましたが、12月に入って、収穫の報告がどんどん入ってきています。
今頃はオーストラリアの畑のあちこちで、この“小さな家houseほどあるコンバイン”がフルスイングで走り回っていることでしょう。
フィールドマン斉藤がお伝えしました。

12. 4(金)

世界初!宇宙大麦のビールをチャリティ販売!!

原料のこだわり

2009年12月3日(木)は、サッポロビールにとっても、宇宙開発にとっても、
記念すべき日となりました。
それは何かといいますと、、、、
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11.12(木)

宇宙に届け!「宇宙を旅した大麦」を種まきしました!!

原料のこだわり

サッポロビールbeerと宇宙nightの取組みについては、「宇宙を旅した大麦」、
そして共同研究をしている岡山大学の杉本先生を、ブログでもご紹介
しましたが、先日、その「宇宙の大麦」品種である「はるな二条」の生誕地、
群馬のサッポロビールバイオ研究開発部の研究畑で、地元の子どもたちと
一緒に、「種まきと宇宙の麦茶で乾杯!」イベントを開催しました!
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10.23(金)

宇宙への夢は果てしなく・・・

原料のこだわり

10月2~4日に、JAXA筑波宇宙センターで、「日本宇宙生物科学会第23回大会」が開催され、サッポロビールも出席してきました。
なぜ、サッポロビールが宇宙?とギモンに思われるかもしれません。しかし、サッポロビールと宇宙は、切っても切れない深いカンケイがあるんです。
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それは、、、

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10. 2(金)

これが、芋焼酎の“芋”です

原料のこだわり

「芋焼酎」の原料の””とは、どんなものかご存知ですか?


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芋の名前は「黄金千貫」(こがねせんがん)といいます。あまり馴染みがないかもしれませんね。

特徴は?といえば、まず大きいんですdash

写真は、9月1日に行った”朝掘り式”という芋の収穫作業(今年の焼酎造りの始まりを告げる毎年の行事)の一コマです。私の先輩社員が参加してきました!

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ご覧の通り、普通目にする焼きいもの大きいものよりさらに2回りは大きい感じ。
じゃあ、味も大味なんじゃないの・・・ と思われるかも知れませんが、意外にホコホコして甘みもあり、普通に食べてもおいしいんだそうです。

この芋を新鮮なうちに仕込むことで、とびきりの味わいが生まれるんです。
このおいしさ、「からり芋壱百」(”からりいもひゃく”と読みます)で、ぜひお試しを!

 一般のお客様にはこのページのみでの販売になります。
 http://shop.sapporobeer.jp/beer/top/CSfTop.jsp

焼きいも、1日で食べきれる?@もりたかがお伝えしました

9. 3(木)

カナダに2ヶ月滞在:収穫前のビール大麦

原料のこだわり

そろそろ収穫も終盤!北半球のビール大麦の状況をお知らせしています。

今回は最大の生産地であるカナダに出張中の、フィールドマン保木がお伝えします。

私は7月下旬から9月下旬まで、約2ヶ月間北米に出張しています。
毎年この時期には、長期滞在してますので、生活にも慣れてきました。
今回の出張は、ビール大麦の育種(品種開発)業務と、収穫がいよいよ目前に迫った「協働契約栽培大麦」の最終ミーティングです。


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8月4日~8月5日。カナダ・サスカチュワン州東部。
サッポロビールの協働契約栽培の畑を訪問。

この地域は、本年は降雨も適度にあって、非常に生育状態は良好でしたhappy01
ただし、低温であり、生育が若干遅れ気味。収穫開始も9月に入ってから(通常より2週間遅れ)となる見込みです。

9月に入ると心配ごとが増えるんです。
というのは、カナダの9月は夜間から朝にかけて氷点下となることもあり、収穫の遅れによる霜害などもあります。少しでも暑さを取り戻し、早く収穫できることを祈っています。

・・・と、撮影しているところを、逆撮影されてました!

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8.25(火)

東北ホップ成長日記 ホップ収穫です。

原料のこだわり
こんにちは須田です。
今回で最終回の東北ホップ成長日記は、岩手県軽米町からホップの収穫作業風景をレポートします。
ホップは、蔓ごとトラックに摘み取られ、球花のみを選別する収穫センターに運ばれます。
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さらに、収穫された生の球花は乾燥室で水分含量5%前後まで乾燥された後、ビールの原料となります。

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8. 5(水)

東北ホップ成長日記 ホップは逞しい!!

原料のこだわり
こんにちは。須田です。
7月の強風により、大きな被害を受けましたが、この写真は、比較的状態が良い畑です。
また、このところは日照不足、低温が続いており、全くどうなっているのでしょうかsad 今年の夏は。
しかし、雨rainにも負けず、風typhoonにも負けず、ホップは逞しく生長しています。
この松かさみたいに見えるのが、ホップの球花(きゅうか)です。
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3~4cm程度の大きさで、この中にビール製造に必要な成分(苦味成分と香気成分)が蓄えられています。

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8. 5(水)

日本最北の大麦 学生さんも一緒に!

原料のこだわり

北半球は夏本番を迎え、各地から、ビール大麦の状況をお知らせしています。
 ( 過去の記事 → 富良野ドイツ フランス )

前回の富良野に引き続き、荒井です。

今回は、日本最北の大麦地帯であるオホーツク地域の収穫前調査にやってきました。

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7月22日、北見/端野地区。cloud
この調子でいくと、収穫が8月7日頃になるでしょう。高生産量が予想されますが、このところの長雨によって、倒れている麦がかなり見られ、これ以上、倒れないように祈るのみです。

翌日は・・・お天気が快晴sun

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7.24(金)

富良野のパッチワーク畑より「大麦」レポート

原料のこだわり

北半球は夏本番を迎え、各地から、ビール大麦の状況をお知らせしています。
 ( 前回はドイツ 前々回はフランス )

今回は、国内に戻って、北海道富良野からの報告です。フィールドマン荒井と申します。はじめましてヽ(´▽`)/

パッチワークのように、畑が区画で整備され、季節ごとに色artが変わるので「パッチワーク畑」と親しまれる、富良野の美しい風景。
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手前の、穂が黄色くなりかけている畑がビール大麦ですが、その奥は、秋播き小麦、ビート、馬鈴薯など様々な作物が植えられ、パッチワーク畑に色を添えます。

富良野には、サッポロビールの協働契約栽培の生産者さんは、147戸。
富良野地区全体で427ヘクタールのビール用大麦が植えられています。

今回は、収穫前の調査のために、畑へやってきました。
調査とは、例えば、地上から穂首までの長さや穂の長さを図ったり、倒伏具合などを確認したり、大麦の状態を項目に従ってチェックしていきます。

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お~っとその前に、中富良野町本幸地区にやってくると、この看板が目に付くのでご紹介しますhappy01
本年6月に設置したばかり。この大地から、ビールの原料が生まれることがおわかりになりますでしょうかsign02ぜひ、富良野にお越しの際には、忘れずにチェックお願いします。

この看板の道を左に入って車で5分ほどいくと、このようなビール大麦畑が目の前に広がりますgood
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7月16日。調査中・・・すくすく育っていました。

ビール大麦は二条大麦ですので、大麦の穂を上から見たとき、穀粒はtwo列に配列されています。one列に12粒並んでいるので、two列で24粒。この数を数えるのも、大事なお仕事。
ちなみに、六条大麦より、二条大麦の方が、ビール用の大麦に適している理由は、二条大麦は麦の一粒一粒が大きく、でんぷんをたくさん含んでいるからなんですよ。

さて、本幸地区の大麦の調査結果は・・・非常に出来がよくpass、今年は高生産量fullが予想されますヨup

このままいくと、8月1日ごろが収穫の予定impact カウントダウンですsign01

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7.21(火)

東北ホップ成長日記 強風が吹き荒れました。

原料のこだわり
こんにちは。須田です。
7月10日、13日と東北北部を中心に強風typhoonが吹き荒れました。
ここまで手間と愛情を掛けて育ててきたホップは、無残にも枝を折られ、多くの花が枯れてしまいましたweep
あと一ヶ月で収穫をスタートする予定でしたので、大変に残念であり、残酷な話しです。
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7.14(火)

ドイツの大麦“緑”と“黄金色”と。

原料のこだわり

北半球は夏本番を迎え、各地から、ビール大麦の状況をお知らせしています。

今回は、ドイツの報告です。フィールドマン高橋がお伝えします。

前回ご報告したフランスよりも、ドイツの畑はやや狭いですが、それでも最低10haはあります。きれいに整備された畑で、大麦が生産されていました。
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6月23日 お昼ごろ。場所は、フンスリュック。
ここは、フランクフルトから西へ約100km、海抜約500mの高原地帯です。

高原なので、大麦畑の向こうは青空。緑の大麦と青空の間には、農機舎が見えます。ここに農機具が収められているんですが、コントラストがキレイ。

手元に寄ってみましょう。

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大麦を引き抜いて、根の発育と土壌水分を確認しました。
水分は十分!この時期は最も水分が必要な時期であり、充分に水分が確保できていました。土はしっとり、根も丈夫に伸びているので、いい収穫が望めそうです。

次は、リートに移動dash
フランクフルトから南へ20キロ移動しただけなのに、麦は黄金色にsign02

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それもそのはず。黄金色の理由は、秋播きの大麦だったからです。
当社では、秋播き大麦品種は使ってませんが、状態を見学に行きました。

播き大麦はまだまだ緑色ですが、播き大麦はほとんど黄金色に変わって収穫間近なんですね。粒が立派でした。
ここの畑は、ライン川のすぐ近くで、地力があります。ライン川は、木の向こうに流れているんですよ。


ドイツの生産者さんからは、
「コンピューターによっていろいろな分析ができるようになりました。様々なデータを入れると、これから播く大麦の収量を予測することができます。ただ、当然ですが、コンピューターの計算結果はあくまで参考で、最終的に、畑の設計を決めるのは、長年の経験に基づく自身の判断となります。」という、話を伺いました。

コンピューターや自動化された機械を有効に使い、安全・安心な栽培に取組んでいますが、大切なのは、マニュアルどおりではなく、あくまで自分の判断で手を加えること。
そうしなければ、天候の変化などに、細かく対応できないと言う言葉が印象的でした。

これも、サッポロの協働契約栽培の精神とまさに合致していることを、生産者さんとの交流で実感して、帰国の途に着きました。

7. 7(火)

09年夏・フランスの“大麦”状況

原料のこだわり

北半球は夏本番を迎え、大麦がすくすく伸びている季節。
各地から、ビール大麦の状況をお知らせです。

今回は、フランスから。フィールドマン高橋がお伝えします。

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6月17日10時ごろ。場所は、トロアの西部。
トロアは、パリの南東約130kmにあり、高品質なブドウがとれるシャンパーニュ地方にあります。

私は、大麦の茎の丈夫さ、背の高さ、穂の長さ、病気の有無を調査しています。
ともかく大きな畑に驚きました。
日本の本州の大麦畑では、通常は5t/haとれれば豊作ですが、こちらでは、8t/haもとれるということ。畑を見る前は、あまり信じられませんでしたが、畑をみて納得です。

この地方は大規模栽培地域で、ひとつの畑が小さくても10ha(約330m×330m)、最も大きいのは約40ha(630m×630m)でした。本当に見渡す限りの大麦畑です。これだけ広くても、生産者の方は畑をよく知っており、きわめて均一に大麦を生産しています。


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まっすぐに正確に、伸びた管理用の通路が印象的ですね。

実は、畑の中を、トラクターでまっすく走るのは、とても大変なことなのです。それを、まっすぐ走れる生産者の腕に関心しました。畑をきっちりと走れることも大事なことであり、フランスの農家さんの技術に、またしても脱帽しました。



アップで見てみましょう↓
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翌日の6月18日15時ごろ。場所はトロアの北東部に移りました。

病気もなく、虫害も見られず、すくすくと育った大麦です。
茎、葉も健康そのもの、穂も立派です。

今回、訪問したフランスの生産者の方の声で、最も心に残っているのが、次の言葉です。
 「われわれは、誰がこの大麦を買ってくれるのかを考えているのではありません。いつも、誰がこの大麦を口にするのかを考えています。」
遠い日本のお客様を思って下さっている、ということ。まさに我々の協働契約栽培の精神を理解していただいていると、感激しました。

この後、麦は黄金色に変わって、7月下旬から収穫予定です。今年のフランスの大麦は多収が見込まれます。

7. 6(月)

東北ホップ成長日記 ホップの花が咲きました。

原料のこだわり

こんにちはwink 須田です。

咲いたsign01咲いたっsign03ホップの花が咲きましたsign03sign03ホップの蔓も棚の天井まで伸びました。

このブラシみたいに見えるのがホップの花です。

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6.22(月)

東北ホップ成長日記 地球に優しいホップ栽培

原料のこだわり

こんにちはpaper須田です。

あと10日もすれば、棚の天井まで届くほどにホップが伸びました。

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・・・と言いましても前回とあまり代わり映えしない写真ですので、今回は以前お話ししたホップ登攀糸の秘密に迫ります。

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6.16(火)

群馬名産「白加賀」で、梅酒づくりSTART

原料のこだわり

毎年6月11日ごろを、”入梅(にゅうばい)”rainと言います
梅雨入りの頃であるとともに、梅の収穫最盛期にもあたるのです。

今年は6月10日に関東地方では、梅雨入りしましたが、
梅もまさに、と・れ・た・て。
私たちは、収穫されたばかりの梅を使い、梅酒づくりがスタートしましたsign03

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6月11日(木)。今年の梅酒づくりの初日。
つくっている場所は、サッポロビール群馬工場(尾島)ですsign01
ここは、普段は焼酎をメインに造っていますが、この時期は、なんと言っても、梅酒が主役です!

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6.12(金)

15年の研究の結晶「新田二条23号」収穫

原料のこだわり

ビール用大麦の収穫の季節・・・麦秋。

先日は、群馬での大麦収穫の様子をご報告しましたが、
今回は、埼玉県・行田市での大麦収穫を、もりたかがお伝えします。
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6. 8(月)

東北ホップ成長日記 これが愛情!引きずり落とします。

原料のこだわり

こんにちは須田です。前回と比べ、ホップの背丈が急に縮みましたか? 

はたまた植物の神秘でしょうか?

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実は、これ、蔓下げと呼ばれるホップ栽培特有の作業なんです。

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6. 5(金)

麦秋の季節!収穫タイミングは、お天気と・・・

原料のこだわり

緑いっぱいのこの季節なのに、麦は収穫の真っ只中。
ですから、この時期を「麦秋(ばくしゅう)maple」と呼びます。

私たちも、ビール用大麦の収穫に大忙しです。
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フィールドマンの金谷です。
私の事務所は、群馬の木崎にあり、ビール用大麦の”育種”のため、約2ヘクタールの畑があります。
(育種とは、「生物の遺伝的な性質をもとに改良し、より良い品種を育成すること」です)

この畑には、よりよいビール大麦を開発するために、実にさまざまな大麦を植えています。
その数は、数万種sign03
一株(個体)毎に特性が異なるため、膨大な数の大麦を栽培しているのです。

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5.26(火)

ニュージーランド出張記 ~ ホップの品質確認 1泊2日

原料のこだわり

フィールドマンの稲葉(北海道上富良野)です。
 
「フィールドマン」は、ビールの原料となる麦芽とホップの、世界中の生産者と一緒に原料づくりをしている、サッポロ社員です。現在15名おります。
  ▼フィールドマンの詳細については、こちら →  ものづくりノート

その中で、私はニュージーランドのホップ担当。年に3回は、現地のホップ生産者とミーティングを行うために、ニュージーランドへ行きますairplane

先日、4月27日から5月1日まで出張してきました。
今回は、サッポロが購入するホップの安全性と品質を確かめるための仕事ですが、現地宿泊は、わずか1泊2日

みなさんに、ご報告します。

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現地到着初日の12:00。クライストチャーチからネルソンに向かう飛行場。
ニュージーランド国内の移動は、いつものプロペラ機。
当初はちょっとびっくりcatfaceでしたが、片方のエンジンが止まっても落ちないと聞いていたので、いまでは安心して搭乗してます。
 

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5.25(月)

東北ホップ成長日記 ここだけの秘密。

原料のこだわり

こんにちは須田です。ホップが3mくらいに伸びました。

美しいでしょうlovely

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お話していませんでしたが、栽培されているこれらのホップは全て女性(雌株)なんですよ。

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5.11(月)

東北ホップ成長日記 蔓が巻き始めました。

原料のこだわり

こんにちは須田です。

ホップが勢い良く伸び始めました。

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この蔓は最長8mらいまで伸びますから、柱を組み立てた棚という構造物の中で栽培されます。

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4.28(火)

東北ホップ成長日記 協働契約栽培です。

原料のこだわり

こんにちは。「ホップ」を担当している須田です。

 ここ岩手県軽米町では、「信州早生(しんしゅうわせ)」という品種のホップがサッポロビールの協働契約栽培でつくられています。

東北エリアでは、現在、岩手県内24名、青森県内15名が協働契約栽培に取り組んでくださっています。

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4.22(水)

新入社員、大麦畑にあらわる

原料のこだわり

フレッシャーズのみなさん、頑張ってますかー!?
4月1日に、サッポロに入社した新入社員は、今、まさに研修中。

新入社員の研修のひとつに、ユニークなものがあるので、ご紹介しますね。
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その研修とは、ビールの原料“麦芽”となる大麦畑を訪問することhappy01

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