最後のぶどうを仕込みました。~岡山ワイナリーより~

約2ヶ月の長丁場に亘る仕込み作業でしたが、無事に最後のぶどうを仕込むことが出来ました。

10月23日、仕込みを待つ、薄紫色に熟成した甲州ぶどうの様子です。

今年、岡山ワイナリーではグランポレール3産地のぶどうを仕込みました。

岡山産、山梨産は、夏場にやや雨が多かったものの概ね良好な天候に恵まれた年でしたが、北海道産は前回号でも取り上げられましたように、収穫時期に悪天候に見舞われ苦闘した年でした。栽培農家さん達の熱意と努力のお蔭を持ちましてこの危機を乗り越えることができました。

良質なぶどうを、しかも予定を上回る収穫量で入荷することができました。

(栽培農家さんに感謝!感謝!です)

 

■いつも安全第一 ~ワイナリー仕込みスタッフ~

仕込み前の安全ミーティングの様子です。何があろうと人の安全が第一です。

どんなに忙しくても疲れていても、作業前のKYT(Kiken Yochi Training:危険予知トレーニング)は活発に行ないます。

本日の仕込み作業にどんな危険が潜んでいるか?

安全隊長の描いたイラストを見て、みんなでトレーニングしている様子です。

 

「ゼロ災で行こう!ヨシ!ヨシ!ヨシ!」コールでぶどう投入作業が始まりました。

息の合った連係動作で、13トンものぶどうがあっという間に仕込まれました。

最後の一箱の投入が終わって、思わず微笑むスタッフさん。本当にお疲れ様でした!

沢山のワインの醗酵など、仕込み関連作業はまだまだ続きますが、ひと段落です。

 

■記録更新中~59歳の岡山産マスカット・ベーリーA~

さて、今年も沢山のぶどうが集まった岡山ワイナリーでした。

9月30日に2軒の農家さんから納品された良質で重量感あるぶどうの房です。

樹齢59年の樹から収穫されたと思えないくらいイキイキしたマスカット・ベーリーAです。

思わず一粒食べてみました。キャンディーのようで華やかで芳醇な香りが拡がります。

1931年、偉大な先人川上善兵衛さんが、国内改良品種としてマスカット・ベーリーを初結実させました。(誕生から84年!

岡山県では・・・1956年に井原市で栽培が開始されました。井原市産誕生59年

栽培開始から30年後の1986年には、井原市は年間出荷量西日本一へ!1日出荷量日本一へ!と大躍進しました。

このぶどうを納品頂いた栽培農家さんは、西日本ぶどう栽培の大産地を築いた偉大な栽培者のうちのお二人でした。丁寧なぶどう栽培の歴史が伝わります。

またまた栽培農家さんに感謝!感謝!です。

西日本を代表するワイン産地にしなければならないと、身が引き締まる思いの岡山ワイナリーからでした。

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文責:岡山ワイナリー 木口