90年の歴史、北海道のホップ産地でがんばる若手生産者

みなさん、はじめまして。ホップ担当のフィールドマンとして研修中の上本です。

サッポロビールに入社して3年目、北海道上富良野町にあるバイオ研究開発部北海道原料研究センターでホップの研究をしています。早く一人前のフィールドマンになるべく、先輩フィールドマンの指導を仰ぎながら、忙しい日々を送っています。

上本hatake

ここ上富良野町は91年前の大正12年からホップの栽培が始まり、最盛期には100軒以上の生産者により栽培される一大産地でした。栽培に非常に手間がかかることからその数は年々減少し、今では4軒となりました。今回は、代も変わり、若返った協働契約栽培の生産者をご紹介します。

ホップ生産者3名

まず、トラクターの写真の左側が佐藤さん。上富良野町ホップ生産組合の組合長です。お父さんの代から数えると55年ホップ生産を続けていらっしゃる二代目です。

右の写真が大角さん。大角さんもおじいさんの代よりホップ栽培を始め約70年になるそうです。ホップ栽培への意気込みをうかがうと「ホップは特殊な作物だけれど、出来上がるのはとても身近なビール、そこがホップ栽培の面白いところ」と語ってくれました。

最後に、左の写真に戻って佐藤さんの右側でトラクターの上にいるのが稲葉さん。実は、元サッポロビールの社員で、ホップのフィールドマンだった方です。昨年、ホップ生産者に転身されたばかり。在職中は大変お世話になった大先輩ですので、2年目とはいえなかなか手ごわい生産者です。

以上3軒に、7年前にホップの栽培を引き継いだ小丹枝(おにし)さんを加えた4軒で上富良野町のホップ栽培が守られています。

北海道で唯一のホップ産地としての歴史と誇りを受け継ぐ若手の生産者の皆さんと、これからも一緒に取り組んでいきたいと思います。

 

さて、みなさんはホップの花をご覧になったことはありますか?

毛花から球花へ

7月のはじめ、ホップは小さな花(写真の左側)を咲かせます。みなさんが御存知の右側の球花とは全然違うでしょう?この花は見た目通り「毛花」と言います。

毛に見える部分はめしべで、生育とともにめしべが脱落しその後1カ月半くらいで球花になります。今年も上富良野のホップは順調に生育していて、8月下旬から収穫がはじまります。

来年の今頃は一人前のフィールドマンとして、どこかの産地情報をお伝えできると思います。若手生産者の皆さんに負けないよう、自分もがんばりますよー!!

 

【summary】

Hello everyone, I am Mitsuhiro Uemoto, a hop researcher and a trainee to be a Fieldman.

I am going to talk about Kamifurano, Hokkaido this time. Here in Kamifurano, hop farming was established in 1926.

The its geographically similarity to Hallertau, the world famous hop growing area, might have contributed to its establishment.

There used to be more than 100 hop growers in Kamifurano during the peak period, but now there are only 4 growers, primarily because hop farming requires time and labor very much for producing high quality hops.

We have to keep up the great tradition of hop farming in Kamifurano, so we will cooperate with the 4 growers.

We are ready to harvest hop. Hopefully the yield is plentiful enough this year for everybody to enjoy great beer from this crop hops.