こんにちは、大麦担当フィールドマンの金谷です。
昨年末からお伝えしてきました「群馬の大麦育成日記」も今回が最終回です。
5月下旬から6月上旬にかけて、試験圃場の大麦の収穫を行いました。
播種のときにお伝えしたとおり、この畑にはたくさんの種類の試験品種を育てますので、収穫のときも、その品種が混ざらないように丁寧に行います。
線に沿って等間隔に播いたおかげで、きれいに並んで育ちましたよ↓
5月末に雨が降り、いつもは、バインダーという機械で収穫から結束まで行えるのですが、一部の畑では雨の後で土がぬかるんで、機械が畑の奥まで入れないところがあり、そのようなところは手作業で行いました。私たちの圃場でも、手作業で収穫することはほとんどなく、腰をかがめ作業をしていると昔の人の苦労が偲ばれました。下の写真は手刈り中の私です。
根元をグッと掴み、鎌を使って切り↓
品種ごとに束ねていきます↓
また、品種によっては、ある程度まとまった数量を植えたものもあるので、一般の生産者のようにコンバイン(下の写真)を使って収穫をすることもあります。
次に、収穫した大麦は下の写真のような“稲架(はざ)”に干します。
“稲架”にかけて十分乾燥させた後に脱穀するのですが、脱穀した粒はさらに天日乾燥し、収穫時20%ほどあった水分は、10数%にまでなります。ここまで乾燥すれば、カビなどの心配もなく、安心して貯蔵できるようになります。
そして、1,000粒あたりの重量を測ったり、粒の大きさや粒の揃い具合をみたり、発芽率の試験も行い、品種特性のデータを集積していくのです。
一般の生産者の畑では、大きなコンバインで収穫をしながらそのまま脱穀します。そして、脱穀したものをトラックで農協に運び、大きな乾燥施設で丁寧に温風乾燥するのです。
収穫が終ったここの畑は、11月の播種時期までは休息期間![]()
でも、私は休んでられません
。今年の夏からヨーロッパの大麦担当フィールドマンとなったため、7月上旬にはデンマークとチェコに現地の大麦育成状況の確認のために出張
そして、帰国後は、すぐに北海道に飛び、そこでも調査や収穫のために1ヶ月ほど滞在予定と大忙しです![]()
ということで、次回はまたどこかの畑からご報告いたしますので、その日まで![]()
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