こんにちは、大麦担当フィールドマンの金谷です。
昨年の12月から群馬にある試験圃場から大麦の育成についてお伝えしています![]()
前回までのブログは、こちらから→種播き①/種播き②/麦踏(ムギフミ)
前回の発信から少し間があいてしまいましたが、11月上旬に播いた大麦は5月末に収穫をむかえようとしています。
2月のはじめに「麦踏」という作業についてお伝えしましたが、その後、私たちは作況調査を定期的に行ってきました。
この写真↑は、3月下旬の大麦畑です。秋に播いた大麦はしっかりと根を張り、緑色も濃く茎や葉を茂らせています。まだこの頃は、穂は小さく茎の根元にやさしく包まれていて表には出てきてません。
上の写真は、茎の高さがだいたい30cmぐらいでしょうか。このように茎立ちをする頃が春分にあたるため、農業関係者の間ではこの時期に行う調査を「春分調査」と言っています。
下の写真のように、草丈を測ったり、1株あたりの茎と葉の数を数えたり、幼穂の育成状況を観察し記録します。私たちの圃場では、12月から毎月月末と春分の頃にこのような調査を行い、今、大麦がどのような生育状況にあり、また例年と比べてどのような傾向があるか把握するように努めています。
そして、草丈もグンと伸び穂も成長した“出穂”約2週間後から、穂が熟す“登熟期”にかけて行う調査を「立毛(タチゲ)調査」といい、稈(カン=茎)の長さ、穂の長さ、粒の数、不稔粒の数、単位面積あたりの穂数を調査します。
この調査は品種候補として、特に農業特性の有望な系統について実施します。収量性を把握するために非常に重要な調査なのです。
一般の生産者は、長さや数を計測することはありませんが、だいたい同じような時期に畑の様子を観察し、病気や害虫の被害がでていないか、肥料を与えるべきかどうかなど気をつけて管理しています。
下の写真を見てください。畑はすっかり黄金色
青々としていた大麦は、乾燥と共に穂が熟していきます。収穫は出穂から40~50日が一般的で、この圃場でもまさに今、そのタイミングをむかえようとしています。
さて次回は、その収穫の様子をお伝えします![]()
このまま雨が降らないといいんだが・・・![]()









